ヘルスUP

健康づくり

男性も肌の手入れ入念に 曲がり角は30~40代

2011/12/22 日本経済新聞 プラスワン

肌の手入れが必要なのは女性だけではない。男性はひげそりで肌をいためやすく、化粧をしていないため紫外線にも無防備。皮脂が多い男性でも冬場は乾燥に悩む人が少なくない。保湿や日焼け止めのケアをすることで皮膚病の予防にもなる。男性も30~40歳代は肌の曲がり角。基本的な手入れ方法をまとめた。

「肌の調子が気になり始めたけど、何をどうすればいいの?」。阪急メンズ・トーキョー(東京都千代田区)でメンズコスメ担当の岡野幸子さんは30~40歳代の男性からこうした質問を多く受けるという。

脂っぽい肌多く

岡野さんが一通り基本を伝えると、驚く男性客が多い。「朝晩、2回も洗顔しなきゃいけないの」「ひげをそった後、何も付けてないんだけど……」――。岡野さんは「若い人は知識が豊富だが、スキンケアへの関心がようやく出てきた30歳代以上は基本を知らない人が多い」と話す。

男性と女性の肌で最も違うのが皮脂量だ。男性ホルモンが作用して出てくるため、当然、男性のほうが多くなり、脂っぽい肌になりやすい。スキンケアなどを研究する資生堂リサーチセンターの調査では、4割近い男性が自分の肌を脂っぽいと感じていた。

皮脂はテカリやベタつきの原因となり汚れが顔に付着しやすくなる一方、乾燥を防ぐバリアーの役割も果たしている。アミノ酸などで構成する「天然保湿因子」と呼ぶ水分を皮膚に蓄える物質などとともに、肌の保湿には欠かせないものだ。

脂っぽい肌の人が多い男性であっても、ひげそりや冬場の乾燥でバリアーは壊れやすくなっている。「バリアーが壊れると外からの刺激物が皮膚から入りやすく、アレルギー反応も出やすくなる」(虎の門病院皮膚科部長の林伸和医師)。かゆみが生じて手でかくと、さらにバリアーが壊れる悪循環に陥る。林医師は「だからこそ保湿などのスキンケアが必要」と強調する。

ヘルスUP 新着記事

ALL CHANNEL