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窓ガラス、手早くピカピカにするには 水切りワイパーを使いこなす

2011/11/25 日本経済新聞 プラスワン

 窓ガラスが汚れていると、なんとなく気分がどんよりしてくるものだ。ただ、年末差し迫っての大掃除で、なかなか手が回らないのも窓回り。面倒くさがりの記者にとって真冬の屋外作業はおっくうだ。「今年こそは余裕のある11月のうちに」と思い立ち、本格的な窓掃除に臨むことにした。

洗剤とタオルで多大な時間と労力

 まずはガラス用洗剤と古タオル、スポンジを使う正攻法で挑んだ。ホースで水をかけられない網戸は外側に新聞紙を張り付け、内側から掃除機をかける。住居用洗剤を付けたスポンジで網戸の両側から挟んで拭く。ガラス窓に洗剤を使えば、もちろん堅めに絞ったタオルで水拭きが必要。拭き残した洗剤成分は汚れにつながる。数分して乾いたら、から拭き仕上げだ。とにかく手がかかる。

 網戸、雨戸掃除に力を注ぎすぎたせいはあるが、気づけばすっかり日は西に。窓ガラス4枚はきれいになったが、これだけで半日もかかってはお先真っ暗だ。我が家にはまだ汚れた窓がたくさん待っている。時間をかけずにピカピカに仕上げる方法はないものか。

 そこで専門家3者に合理的な窓掃除法を相談し、実践した。ダスキンのおすすめは2度拭き不要のガラス用洗剤とスクイジーの合わせ技だ。スクイジーとはT字型をした窓用水切りワイパー。スーパーや100円ショップで売っている。

 ゴム刃の部分にタオルを巻き付けガラスを水拭きした後、タオルに洗剤をスプレーして窓に塗る。「一度に何枚も窓を掃除するなら、バケツにガラス用洗剤溶液を作ってタオルを浸せばいい」(同社)。後は刃からタオルを外してスクイジーで水を切るだけ。実際にやってみると、後拭き不要なのがいい。ただタオルを巻いたり外したりが、少々手間だ。

 次に相談したのは家事代行サービスのミニメイド・サービス(東京都渋谷区)。「洗剤なしでも大丈夫。水できれいになる」との朗報。とにかくたっぷり水を含ませた布でガラスを拭き、スクイジーをかければいいという。実際、洗剤を使わない分、気が楽だった。

 第3の相談相手は掃除研究家、おそうじペコさん。洗剤を使わない“自然派”の掃除法として、炭酸水をスプレーしてスクイジーをかけるのが、おすすめの方法だ。炭酸水は糖分を含まないもの。のみ残しでもいい。炭酸水に含まれる二酸化炭素が汚れを浮かせるとかで、汚れがとれていく。タオル拭きはゼロ。これは便利だ。

 いずれにせよカギを握るのがスクイジーだが、思ったほど簡単には使いこなせない。ゴム刃がガラス上を滑らず、突っかかったり跳ね上がったり曲がったり、ギギギッと音が出たり。何度やっても、かけた後に白い筋が少々残る。そこで、特定非営利活動法人日本ハウスクリーニング協会(東京都新宿区)の佐藤嘉浩さんから手ほどきを受けることにした。

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