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旅行・レジャー
耳寄りな話題

2011/11/8

耳寄りな話題

浜田信郎さん

出張などで訪れた初めての街なら「繁華街を回り、まず客の入りを見る」。時間に余裕があれば、昼間から料理の下ごしらえをきちんとしているかをチェック。換気扇から良い香りが漂ってくれば「当たり」の店である確率は高い。店構えが大きな店よりも「店主1人や夫婦、家族経営の店は総じて真摯な姿勢で料理などに手間暇かけている」。

初めての店は「『お邪魔します』という姿勢で」。その店独自の暗黙の決まり事(ローカルルール)があることもあり、地域の人が通う銭湯と同じような低姿勢で臨めばよい。変に卑屈になる必要はないが「3度通えばお店の人から声がかかり、常連客の仲間入りができる」という。

常連客が何を頼んでいるか店を見渡すのもコツだ。チューハイを飲んでいる客が多ければチューハイがおいしいということ。1杯目をちびりちびり飲みながら、料理を頼もう。「よく出ているお酒や料理が結果的においしく、その店の一押しだ」と浜田さんは解説する。

「東京は人口が多く、店の新陳代謝が激しい。店も料理や接客に工夫を凝らしている」。大衆酒場は2品2杯で1500円程度。一度のれんをくぐってみてはいかがだろうか。

計算するとけんていQの解答になります。4+5-8
浜田信郎さんプロフィール
○造船会社勤務の傍ら、人気ブログ「居酒屋礼賛」を執筆
○「ひとり呑み 大衆酒場の楽しみ」など著書多数

[日本経済新聞朝刊2011年11月5日付]

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