2011/11/10

暮らしの知恵

大きな揺れには、スポーツの構え

ただ、いつも斜めに立てるとは限らない。満員電車など身動きが取れない場合でもしっかり立つコツはないか。

そこで足の機能や靴の研究をする特定非営利活動法人(NPO法人)のオーソティックスソサエティー(横浜市)を訪ねた。

理事で理学療法士の佐々木克則さんは「スポーツ選手の立ち方にヒントがあります」と話す。野球やバレーボールなど多くのスポーツは膝を曲げて腰を落として構える。「体の重心が安定し、膝のバネを生かせるので安定感が出ます」

さっそく電車で試してみた。確かに少し曲げた膝がクッションになり揺れを吸収できる。前回マイナス46点だった肩幅開きの状態で、腰を落とす「スポーツの構え」にしてスコアを測ると、マイナス27点に改善した。

ただ、この姿勢のまま長時間立っているのは、きつい。27分間乗車した後、ホームに降りると筋肉疲労で足腰がガクガクした。大きく揺れる停車前などの一時的な対策として取り入れたい。ちなみに、足を逆ハの字型にして膝を曲げると、がに股になって恥ずかしかった。

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