低迷続くがん検診率 目標「50%」壁高く
がん検診率の低迷が続いている。2010年の国民生活基礎調査によると、胃がん、肺がん、大腸がんの検診受診率はおおむね3割を下回る。今月は厚生労働省が掲げる「12年3月末までに受診率50%」という目標達成に向けた対策集中月間。民間団体の啓発活動や企業を巻き込んだPRなど受診率向上のための動きを加速するが、決定打といえる方法はないのが実情。地道な活動が成果に結びつくまでにはまだ時間がかかりそうだ。
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