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正しい歯磨きの効果は 10日間続けてみると…

2011/10/7 日本経済新聞 プラスワン

しかし、もっと効率よく磨かないと毎日は続かない。その証拠に日曜の朝はいつものクセで磨き忘れ、夜は夜でアルコールが入り、ついおざなりな磨き方になる。心を入れ替えて集中して磨くうち、今度は歯ぐきに毛先が当たって痛くなってきた。知覚過敏だ。

そこでライオン歯科衛生研究所(東京都墨田区)の主任歯科衛生士、黒川亜紀子さんを訪ねた。使い始めて数日にして毛先が開いた記者の歯ブラシを見せると、黒川さんは「力を入れ過ぎです」。力加減は「新品の歯ブラシを当てて痛くない程度」が適正という。

歯ブラシでは対応できない歯の間の掃除に、1日に1回は細い糸のデンタルフロスを使う。「食後に爪ようじが必要と感じる」くらい歯と歯の隙間が空いていれば、ワイヤに細かいナイロンの毛が付いた歯間ブラシの出番、といったノウハウも教わる。

その後、意識して軽く磨くと、痛みは数日で引いた。前後して歯の表面のツルツル感を舌先で感じるようになり、歯磨きが楽しくなってくる。フロスや歯間ブラシには戸惑ったが、慣れるしかない。2、3日すると少しうまく使えるようになった。「慣れるとはまる」と実感した。

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