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好感度アップ、女性うっとりの「モテ声」発声法とは

2011/9/9 日本経済新聞 プラスワン

取材で人の話はよく聞くが、人前で話をする機会は少ない記者(30)。なぜかにぎやかなレストランや居酒屋で注文したいとき、「すいませーん」と店員を呼んでも気が付いてもらえないことが多い。「僕の声ってイマイチ?」。好感度を左右する要素として“モテ声”に注目が集まる昨今、一念発起して声の改善に取り組んだ。

秋竹さんはおなかに手を当てて声を出す方法を勧める

「ただ単に声が小さいからかな」。東京・有楽町の居酒屋で確かめてみる。「すいませーん!」と目いっぱい声を張り上げる。すると店員は振り向いてくれたが、同席していた友人からは「うるさいからやめて」と一喝。大きな声は周りを不快にするようだ。

他の客を見ると、女性の方が小さな声でも店員の反応がいい。そこで女性のように声のキーを上げて「すいませーん」と言ってみた。いつもなら無反応の距離にいる店員がすぐ気付いたが、友人は「気持ち悪い」。声の大きさや高さだけでは限界がありそうだ。

店員がハッと気づき、同席する女性もうっとりなんていう声になれないものか。ボイストレーニングの教室を運営するパワフルヴォイス(東京都渋谷区)社長の白石謙二さんに記者の声を診断してもらった。

「紙飛行機発声法」体伸ばし腹筋使う

「声が響いていません。胸のあたりで息をしていて腹式呼吸ができていないのがいけないですね」。白石さんが立って声を出すと、おなかが膨らんだりへこんだりする。記者のおなかは動きが少なく胸や肩が動くだけ。腹式呼吸ができていない証拠だ。

白石さんは「腹式呼吸で出した声は響きがよく声量がたっぷりある。にぎやかな場所でもよく聞こえる」と話す。腹筋を使って息を吸い、声を出すといいらしい。練習方法として「紙飛行機発声法」を教わった。

紙飛行機を投げる動きをしながら、「ウオーイ」と大きく声を出す。右肩の後ろに引いた手を、一歩踏み込みながら遠くへ飛ばすイメージだ。体を伸ばして肺に空気を入れ、腹筋をしめることで腹式の発声が身につくという。

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