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おでかけナビ

2011/8/19

おでかけナビ

3時半ごろに着いた小山駅では水戸線の乗り換えホームが遠い。また乗り過ごしては大ごとだ。速足で歩きながら売店に並ぶ栃木名産、とちおとめの「カントリーマアム」が目に入ってしまう。時計を気にしつつ急いで支払いを済ませる。

上野駅構内のバーで旅の疲れをいやす

3時36分発の電車に滑り込んだ。今度はボックスシートなので弁当を広げても恥ずかしくない。赤いだるまの中に群馬名産のコンニャク、山菜にシイタケ、茶飯が盛りだくさん。食べ応えがある。

■駅員のいる改札口から出場 次の乗換駅、友部駅では緊急事態発生。局地的豪雨の影響で、30分以上遅れが出ているというのだ。普段なら「あーあ不幸」と思うところだが、そこは旅情の余裕、よし「夢野久作」を読み切ろうかとあくまで前向きだ。常磐線で千葉県を通り、都内へ向かう車内もよい読書時間になった。

午後7時20分、上野駅に到着した。1日の疲れをいやすため、本格的なカクテルが飲める構内のバー「森香るBAR1973」へ。「サントリー白州」のハイボールを頼む。晩ご飯は老舗洋食店「たいめいけん」と迷った末に「みどりのキッチン」で野菜をたっぷり食べようと決めた。野菜と白身魚のあんかけ定食は十五穀米、みそ汁、小鉢がついて830円。大満足だ。

後は山手線、中央線を経て新宿へ。入札から何時間もたつと自動改札に引っかかるため駅員のいる改札口で切符を見せ、「大回りです」と告げる。何か聞かれるかとどきどきしたが、何事もなく「どうぞ」と言われ、拍子抜け。時計は9時を指していた。

1都6県を巡る一日の旅は、暑い日にもかかわらず基本的に電車内で過ごしたので涼しかった。ただ駅のホームは暑いところもあるので、乗り換えはできるだけ短時間で済ませたい。

記者のつぶやき
 長時間座りっぱなしだったので、旅が終わるころには足のむくみや肩や背中のこりを感じた。今回は利用しなかったが、エキュート上野にはマッサージ・ネイルケアを受けられるサロンがあり、長旅で疲れた体をいやすのによさそうだ。駅ナカのマッサージ店は品川、西船橋、三鷹、目白などの各駅にもある。駅によっては構内の理髪店で気分一新という選択肢もある。
(小国由美子)

[日経プラスワン2011年8月13日付]

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