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訪ねてみたい戦国武将ゆかりの地

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戦国武将を題材にしたテレビドラマやゲームなどの影響もあって、戦国時代に興味を持ち始めた人もいることだろう。本や史料を読むだけでなく、武将たちが、実際に活躍した戦場や居城跡など、ゆかりの地を訪ねてみれば、歴史のロマンをより体感できるかもしれない。専門家や識者におすすめの戦国武将ゆかりの地をあげてもらったところ、城跡や古戦場、寺など、バラエティーに富んだランキングとなった。

570ポイント
安土城跡(滋賀県近江八幡市)
 天下統一を目前に非業の最期を遂げた織田信長の居城跡。琵琶湖岸の小山の上に1576年から約3年の歳月をかけて完成したが、信長が実際に住んだのはわずか3年ほどという。中央に5層7階建て天守閣をもつ壮大な城で、その後の近世城郭建築の手本となったとされる。本能寺の変(1582年)後の混乱で焼失し、現在は石垣だけが残る。ふもとの信長の館(別料金)にある安土城天守閣の復元模型も見どころ。金箔が押された外壁や軒瓦、狩野永徳らに描かせた障壁画などが再現されている。
 安土山頂上から琵琶湖が一望でき「その景色を見ると天下人の気分に」(鈴木智博さん)。
(1)JR安土駅(2)500円(3)安土駅前観光案内所(0748・46・4234)
470ポイント
関ケ原古戦場(岐阜県関ケ原町)
 「天下分け目の戦い」と呼ばれる、豊臣秀吉没後の主導権を争った古戦場。1600年、西軍の石田三成が毛利輝元を盟主に挙兵し、徳川家康率いる東軍と戦った。一進一退の戦局は、小早川秀秋の裏切りで東軍の勝利に終わった。三成の本陣があった笹尾山の頂上からは、古戦場を一望でき、布陣図のパネルや音声解説もある。10月16日まで、甲冑(かっちゅう)を着て、記念撮影、散策ができるサービス(有料)を実施。
 「三成の本陣と激闘が繰り広げられた決戦地の近さなど距離感を感じてほしい」(小栗さくらさん)
(1)JR関ケ原駅(2)なし(3)関ケ原町地域振興課(0584・43・1112)
450ポイント
春日山城跡(新潟県上越市)
 上杉謙信の本拠として知られる山城跡。起源は南北朝期ともいわれ、謙信の時代に拡張・整備された。続く上杉景勝とその家臣、直江兼続の時代に黄金期を迎えた。標高180メートルにある本丸跡から上越の市街地が一望できる。本丸跡に登る途中には、謙信が出陣前に必勝を祈願した毘沙門堂(復元、写真上)や直江家の屋敷跡などがある。また、山麓にある林泉寺は謙信が青年期を過ごした場所。
 「難攻不落の城とうたわれた戦国山城の威容をしのぶ」(一龍斎貞花さん)
(1)JR春日山駅などからバス(2)なし(3)上越市観光振興課(025・526・5111)
290ポイント
大阪城(大阪市)
(C)大阪城天守閣
 天下統一を果たした豊臣秀吉が完成させた豊臣政権の本城。1615年の大坂夏の陣で焼失、現存の天守閣は1931年に復元された。真田幸村が掘ったとされる抜け穴伝説も。
「内部の展示が優れ、テーマパークとして楽しめる」(井沢元彦さん)
(1)地下鉄谷町四丁目駅、JR森ノ宮駅、大阪城公園駅、京阪・天満橋駅など(2)600円(3)大阪城天守閣(06・6941・3044)
240ポイント
長篠・設楽原(したらがはら)古戦場(愛知県新城市)
 1575年、織田信長・徳川家康の連合軍が武田勝頼軍を破った古戦場。武田軍の騎馬戦法に対し、連合軍は大量の鉄砲と馬防柵を用いた戦法で勝利した。毎年5月、往時をしのんで「長篠合戦のぼりまつり」(写真)が催される。
 「古戦場の中、最もよく保存されている」(井沢さん)
(1)JR三河東郷駅など(2)なし(3)新城市観光協会(0536・32・0022)
210ポイント
恵林(えりん)寺(山梨県甲州市)
 臨済宗妙心寺派の寺で武田信玄の菩提寺。織田信長軍の焼き打ちにあった際、ここで快川国師が「心頭滅却すれば火自ずから涼し」と唱えたといわれる。併設の信玄公宝物館(別料金)では、武田氏ゆかりの品が展示されている。「風林火山の旗は必見」(鈴木さん)
(1)JR塩山駅からバス(2)300円(3)甲州市役所観光交流課(0553・32・2111)
210ポイント
川中島古戦場(長野市)
 信濃制圧を狙う武田信玄とこれを阻止しようとする上杉謙信の抗争。12年間で5回戦ったといわれ、1561年には長野市の八幡原で信玄と謙信の一騎打ちがあったとされる。武田方の拠点となった海津城跡なども見どころ。「信玄の進軍路をたどることができ、臨場感たっぷり」(高松千比己さん)
(1)JR長野駅からバス(2)なし(3)ながの観光コンベンションビューロー(026・223・6050)
200ポイント
金沢城・兼六園(金沢市)
=写真提供・金沢市
 豊臣政権の五大老の1人で、加賀百万石の礎を築いた前田利家の居城。城に隣接する兼六園は、江戸時代、加賀藩の庭園として造られ、現在、日本三名園の一つ。
 「金沢城は『石垣の博物館』とも呼ばれ、多くの種類の石垣を楽しめる」(大岩まきみさん)
(1)JR金沢駅からバス(2)300円(3)金沢城・兼六園管理事務所(076・234・3800)
170ポイント
熊本城(熊本市)
 豊臣秀吉に仕えた加藤清正が実戦の経験を生かし、1607年に完成させた城。日本三名城の1つに数えられ、「武者返し」と呼ばれる美しい曲線を描く石垣が有名。
 「秀吉に仕えた一武将がなぜこれほど壮大な城を造れたのかは、歴史のミステリー」(加藤廣さん)
(1)JR熊本駅から市電、バス(2)500円(3)熊本城総合事務所(096・352・5900)
10
160ポイント
桶狭間古戦場(愛知県名古屋市・豊明市)
 1560年、織田信長が今川義元を破り、躍進のきっかけとなった戦い。合戦があったとされる場所は、名古屋市緑区「桶狭間古戦場公園」と豊明市「桶狭間古戦場伝説地」(写真)の2カ所ある。
 「『信長公記』の戦いの場面を参考に、自分なりに古戦場はどこか探すのも楽しい」(小和田哲男さん)
(1)名鉄・中京競馬場前駅など(2)なし(3)愛知県観光協会(052・581・5788)

戦国時代を代表する3人の武将、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ゆかりの地がランキングに入り、人気の高さを印象づけた。1位の安土城跡は織田信長の最後の居城。当時の建物は焼失し、現在は石垣が残るだけだが、多くの選者がおすすめの第1位にあげた。信長ゆかりの地としてはほかに、岐阜城(岐阜市)や阿弥陀寺(京都市)をあげる声もあった。

2位の関ケ原古戦場は、家康をはじめ、石田三成、小早川秀秋らの陣所跡や、開戦地、決戦地などが点在しており、史跡を巡るハイキングコースとしても楽しめそうだ。

3位には越後の国を統一した上杉謙信ゆかりの春日山城跡が入った。天然の要害を持つ難攻不落の城とされる。謙信は「越後の虎」「軍神」などと称され、ライバルの武田信玄と5回にわたって争った川中島古戦場も6位に入っている。

4位大阪城、9位熊本城はいずれも展示資料の充実ぶりを評価する声が高かった。そのほかの城では、秀吉ゆかりの世界遺産・姫路城(兵庫県姫路市)や北条氏ゆかりの小田原城(神奈川県小田原市)をあげる声もあった。

城跡や古戦場の中には、当時の甲冑(かっちゅう)に身を包んだ人たちが登場するイベントを開催したり、戦国武将の兜(かぶと)や鎧(よろい)のレプリカを試着できたりするサービスを実施するところもある。

東北地方は伊達政宗の仙台城跡

そのほかにも、全国各地に戦国武将ゆかりの名所は多い。東北地方では、伊達政宗の仙台城跡(仙台市)や蒲生氏郷の鶴ケ城(福島県会津若松市)、中部地方では、真田幸村ら真田氏ゆかりの真田氏本城跡(長野県上田市)をあげる声があった。

関西では明智光秀の坂本城跡(大津市)、浅井長政の小谷城跡(滋賀県長浜市)、豊臣秀吉が柴田勝家を破った賤ケ岳の古戦場(長浜市)など琵琶湖周辺に史跡が多い。そのほか、家康に蟄居(ちっきょ)を命じられた幸村が住んだ真田庵(和歌山県九度山町)も。中国地方では福島正則の広島城(広島市)や毛利元就が水軍を使って陶晴賢を破った厳島の古戦場(広島県廿日市市)があがった。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。(1)最寄り駅(2)入場料・拝観料(大人)(3)問い合わせ先
 調査の方法 戦国武将に詳しい専門家・識者に、おすすめの戦国武将ゆかりの地の順位付けを依頼した。対象は応仁の乱から徳川幕府成立までに活躍した武将のゆかりの地。選者は次の通り(敬称略、五十音順)
井沢元彦(作家)▽一龍斎貞花(講談師)▽大岩まきみ(近畿日本ツーリスト国内仕入担当)▽大橋成章(戦国時代コミュニティ運営者)▽小栗さくら(タレント・歴史アイドル)▽小和田哲男(静岡大学名誉教授)▽加藤廣(作家)▽鋤柄俊夫(同志社大学文化情報学部教授)▽鈴木智博(戦国魂プロデューサー)▽高松千比己(リイド社総合企画編集室編集長)▽脇田晴子(石川県立歴史博物館長)

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