1円でも節約、金券ショップのお得な活用術

金券店、ウイングカードシステム(東京・港)の中山定則社長は「同じ店に頻繁に通いポイントをためるには量販店の商品券がおすすめ」と話す。一方、カード会社の商品券はレジャーや外食など幅広く使える利点がある。

金券の人気は景気や世の中の動きを敏感に反映する。東日本大震災の直後はテレビの子ども向け番組が軒並み中止になったため、アニメ映画のチケットが品薄になった。「大人用と子ども用のチケットを合わせて買う人が多かった」(都内の金券店)

映画の入場券は金券店の定番商品で、前売り券を定価で買うのに比べ2~3%安い店が多い。ディズニーアニメの「塔の上のラプンツェル」や東映の「レッツゴー仮面ライダー」の前売り券大人1枚(定価1300円)が1270~1280円で並ぶ。当日券(1800円)と比べるとお得感がさらに強い。

金券店の品ぞろえは季節によっても変わる。企業が提供する株主優待券は5月末から店頭に並ぶことが多い。株主優待券はレストランや食品の割引券、遊園地の入場券など幅広い。毎年すぐ売り切れる人気商品もある。金券店の大黒屋(東京・中央)の担当者は「自分も知らなかった優待券を仕入れることがある」という。金券店を10年ほど前から利用している50代の男性は「珍しいチケットを見つけるのも楽しみのひとつ」と話す。

株主優待券のなかで航空会社は仕組みが独特だ。優待券を空港の発券カウンターに持ち込むと国内線の航空券が正規料金の半額になる。優待券の購入費用と正規料金の半額の合計が利用者の負担だ。

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