マネー研究所

学んでお得

1円でも節約、金券ショップのお得な活用術

2011/4/21 日本経済新聞 朝刊

新幹線回数券や商品券を割安に販売する金券ショップ。景気低迷が長引くなか、出張の経費を減らしたい会社員や1円でも節約したい主婦の強い味方だ。金券店のお得な活用法を紹介する。

5月が近づくと航空会社の優待券価格は下がることが多い(東京都港区の金券ショップ)

金券店が並ぶ東京・新宿。大阪から就職活動で来た女子大学生は3店ほど回り、一番安い店で帰りに使う東京―新大阪の新幹線回数券を買った。夜行バスの方が安いが「一生に一度の就職活動。夜行バスで眠れず体調を崩したら後悔する」と新幹線を選んだ。

目的別に使い分け

新幹線の指定席回数券は金券店で最も人気がある商品の一つ。4月中旬時点の東京―新大阪の回数券は、都内の金券店で1万2850~1万3000円と正規の指定席料金に比べ1000円程度安い。大阪・梅田地区では1万3100円が中心だ。都内の金券店は競争が激しく、最近は大阪よりも安いことが多い。

使い方は簡単だ。金券店で買った回数券をJRのみどりの窓口に持っていき、日付と出発時間を指定すればいい。JRにはネットを使った様々な新幹線の予約割引があるが、3日前までの予約を求められるなど制約も多い。

家電量販店の商品券も人気が高い。ビックカメラやヨドバシカメラの額面1000円の商品券が、金券店なら990~995円で購入できる。店頭では現金払いと同じ扱いで、付与ポイントも同じだ。クレジットカード会社のギフトカード(商品券)も金券店が扱い、家電量販店で利用できる。JCBギフトカード(額面1000円)やVISAギフトカード(同)は、975~980円が中心だ。

カード会社の商品券が家電量販店のものより安いのは、利用時にたまるポイントの差を反映している。ビックカメラやヨドバシカメラの商品券で買い物をすると購入額の10%程度のポイントが付くことが多い。一方、家電量販店でカード会社の商品券を使うとポイントは8%程度にとどまる。その分、カード会社の商品券は店頭価格が安い。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL