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白い歯を取り戻すには

2011/1/25 日本経済新聞 朝刊

目に次いで顔の印象を大きく左右するのが口元だ。鏡を見て歯の色に悩みながらも、どうすればいいのか分からない人も多い。歯科医院で「ホワイトニング」の処置を受ければ、白く輝く歯をある程度、取り戻せる。

「上下で歯の色が違うのが気になって……」。50代の女性が口を開けると、確かに下の歯が上の歯に比べて黄色っぽかった。実は上が入れ歯。下の歯と色を合わせて作ったが、月日がたつにつれ下の歯が変色し、他人が見て分かるほどの差になった。

毎日きちんと歯磨きをしても、歯の表面には紅茶やコーヒー、たばこなどによる、どうしても落としきれない汚れが付く。様々な歯磨き粉も市販されているが、せいぜい表面の汚れを少し落とせるかどうか。歯に染み込んだしみをとるのは難しい。

また、年とともに歯の表面の透明なエナメル質は削れて少しずつ薄くなり、中の黄色っぽい象牙質の色が出る。時間とともに起きる歯の変色は、完全には避けられない。

「目と同程度」肝心

こうした変色に効果的なのがホワイトニング。歯科医院に通う「オフィスホワイトニング」と自宅でできる「ホームホワイトニング」があるが、原理は同じで、漂白剤を使って汚れを分解する。

白い歯を取り戻すにはまず、虫歯や歯肉炎などの治療から始める。次に普段の歯磨きで落としきれてなかった茶渋や歯石といった表面の汚れを歯科医院にある専用器具を使って取る。この段階でも歯はかなり白くなり、満足する人も。表面に残った汚れは虫歯や歯周病の原因にもなるので、徹底的な汚れ落としは歯を長持ちさせる効果もある。

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