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質問力を磨こう 質問上手は仕事上手

2011/1/26 日本経済新聞 プラスワン

ミスをした部下、乗り気になってくれない取引先……。思うようにいかない相手とどう向き合えばいいのか、悩んでいる人は少なくないだろう。ときには説得より「質問」が効果を発揮することもある。質問で人の思いを動かすことはできるのだろうか。達人にその極意を聞いてみた。

情報を得るだけが質問の目的ではない。うまく活用すれば大きな力を発揮する。

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部下がミスをした場合も、叱責するより、上手に質問していくほうが本人の成長につながりやすい。では実際に、どう会話を進めたらいいのだろうか。

コーチ・エィ(東京都千代田区)の取締役でエグゼクティブコーチの粟津恭一郎さんは「まず『ペーシング』で安心感を与えるべきだ」と話す。「表情や目線の高さ、声のトーン、話すスピードを相手に合わせ、時々あいづちやうなずきをはさむといい」

これをしないと「怒りや不信感といった、質問内容と違うメッセージが相手に伝わりがち」。一緒に対策を考えるどころではなくなる。

その上で具体的な質問をする。ミスの原因を探るのによく使われる方法は2つある。1つは「チャンクダウン」。「何が原因だと思う」「Aだと思います」「Aを引き起こした原因は何だろう」と、問題点を掘り下げていくのに効果的だ。

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