ブラシ追うように  ドライヤー当てる

髪の艶は毛をピンと張ることとドライヤーの角度次第。「毛の根元からブラシを当てて指で支え、そのままゆっくり毛先の方まで引っ張ってくる。その後を追うようにドライヤーを髪の毛に平行に当て、毛先までしっかり熱を入れる」。そうすると、ふやけてめくれ上がっていたキューティクルが閉じて、毛の1本1本が真っすぐになるという。

「形作りもブローの重要なポイント」。髪の生え方と反対方向に毛を引っ張るようにし根元に熱を与えて起こしてやると、ふんわりした立体的な形に収まる。「髪のボリュームが出やすい人は、耳や襟足部分の髪の内側からドライヤーを当てて根元を起こすといい」。頭頂部の髪の根元も起こすと、輪郭がひし形のきれいな髪形になるという。また、頭の形が四角っぽい人は、サイドの毛を下に引っ張りながら、上からドライヤーを。根元起こしの逆を行く感じだ。

「なるほど。艶出しと形作りがブローの目的か」。実際にプロの技を見れば、なお納得できる。いつもはブロー中、雑誌を読みふけるのだが、この日ばかりは鏡の向こうの田畑さんの手さばきに目をこらす。ロールブラシとドライヤーを簡単に操る様を見ていると、なんだかまねできそうな気がしてきた。