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みんなで食べたい取り寄せ点心

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熱々ほお張る 弾む会話

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NIKKEI STYLE

これから年始にかけて家族や親戚など大勢が集まる機会が増える。寒い冬、手軽においしく食べられるのが、熱々の中華点心だ。取り寄せができ、みんなで食べるのにおすすめの点心を専門家が試食して選んだ。

550ポイント
稚加栄(ちかえ)「和牛肉まん」(福岡市)
 博多の老舗料亭「稚加栄」が手掛ける肉まん。九州産の和牛を大きく刻み、タケノコ、シイタケなどの野菜と一緒にしょうゆ、ハチミツやリンゴ入りの特製たれで煮込んだ。甘辛いすき焼きのような日本風の味付け。具材の食感をより楽しめるように、皮はやや薄め。同料亭の隠れた人気メニューだったが、常連客の要望に応えて商品化した。
 「牛肉がぎっしり入ったうれしい逸品。皮と具の比率も良く、家族全員おいしくいただける」(小林耕二さん)、「すき焼きやステーキ好きの人にぜひおすすめ。甘辛く親しみのある味わい」(aiko*さん)、「具だくさんで、あんかけ風のたれもくせになる味」(畔田隆弘さん)
 (1)5個1365円(2)冷凍で30日(3)0120・174・487、www.chikae.co.jp/
470ポイント
551蓬莱(ほうらい)「豚まん」(大阪市)
 ずっしりと重く、優しい味付け。荒切りした豚肉とタマネギの甘みとコクを引き出した。蒸すと、ほどよい豚の脂が皮までしみ出しジューシーで食べ応えもある。1日14万個以上を売る人気商品だが、65年前の創業時のレシピで手作りする。“安くておいしい”がモットーで、どの時代も大阪の地下鉄初乗り料金(現在200円)より安くしている。551は「ココがイチバンをめざそう」の意。カラシ付き。
 「ふわっと香る小麦粉のふくよかな香りと豚の甘みの調和が素晴らしい」(町田成一さん)、「皮と具に一体感があり、感動する味」(豊村薫さん)
 (1)10個1600円(2)冷蔵で5日(3)0120・047・551、www.551horai.co.jp/
420ポイント
餃子の王国「生小籠包」(熊本市)
 弾力のある皮の中にたっぷりスープをとじ込めた。かじると豚のうまみが詰まった肉汁と鶏ガラスープがあふれ出す。歯ごたえのある皮は、季節に合わせて粉の配合や練り方を変えて作っている。包んだ後、加熱せずマイナス30度で瞬間冷凍し、家庭で蒸すときに初めて火を通すので「生」としている。フライパンで蒸し焼きする「焼き小籠包」としても食べられる。
 「皮がもっちり甘く、スープもしっかりした味わい。全体のバランスがとても良い」(青柳崇子さん)、「基本に忠実な小籠包」(陳啓明さん)
 (1)12個1050円(2)冷凍で4カ月(3)0120・492・059、www.oukoku-f.com/
400ポイント
上海食苑「小籠包」(大阪市)
 中国・上海から招いた点心師による手作り。国産豚から抽出した濃厚スープを使用。見た目もこだわり、皮にはヒダを最低21本つけた。生を冷凍。「肉汁たっぷり。豊かなうまみをたたえる本格派」(町田さん)、「スープは臭みもなく実においしい」(小林さん)(1)12個980円(2)冷凍で1週間(3)www.shanghai-shokuen.com/、FAX06・6242・0501
380ポイント
点心専門店・中華街「海老ニラ蒸餃子」(東京都調布市)
 ニラの香りの深緑色の皮で、エビをまるごと包んだ。手作りのもっちりした皮とエビのプリプリした歯ごたえを同時に楽しめる。「ニラの香りがよくフレッシュ感がある。大粒のエビも食べ応え満点」(野本肇宗さん)
 (1)10個1050円(2)冷凍で3カ月(3)www.chukagai.jp/、FAX042・489・3070
340ポイント
目黒五十番「角煮まん」(東京都目黒区)
 銘柄豚のバラ肉を4時間煮込んで作った甘辛い角煮が3個、ふかふかの皮に入っている。椎茸(しいたけ)肉まんも人気。「角煮が口のなかでほろほろほぐれる。男性も十分満足できる量」(aiko*さん)、「皮がふっくら、角煮も柔らかく優しい味わい」(野本さん)(1)1個420円(2)冷蔵で4日間(3)03・3794・0050、FAX03・3794・2950
330ポイント
菜香(さいこう)食品「えび蒸しぎょうざ」(横浜市)
 食感が残るように粗くたたいたエビにタケノコを混ぜ、弾力のある透明な薄皮でくるんだ。ぎっしり詰まったエビはほんのり塩味をつけており、甘みが引き立つ。薄皮からエビの薄桃色が透けて見える。「形がきれい」(陳さん)
 (1)8個980円(2)冷蔵で7日間(3)0120・315・275、saikoh-syokuhin.com/
320ポイント
豚まん工房まるよし「豚まん」(長野県松川村)
 長野の銘柄豚「はくばの豚」と荒切りタマネギを、しっとりした皮にぎっしり詰めた。見た目は素朴だが、素材1つ1つの味わいが際立つ一品。「肉がごろごろしていてタマネギもたっぷり。中身を見るのが楽しい」(豊村さん)、「甘い皮と具のバランスが良く、また食べたくなる」(青柳さん)(1)10個2000円(2)冷凍で3カ月(3)butamankobo.com/
300ポイント
四谷維新號(いしんごう)「シューマイ」(東京都江東区)
 北海道産の乾燥貝柱のダシを使い、薄味なのにしっかりしたうまみの豚肉シューマイ。底が経木でできた折り箱も立派で贈答用にも向く。「昔から食べ慣れているみんなが大好きな味」(aiko*さん)、「隠し味がきいている」(豊村さん)(1)14個1680円(2)冷蔵で6日間(3)0120・481・450、www.ishingo.jp/
10
290ポイント
松浦漬本舗「いか入り海鮮しゅうまい」(佐賀県唐津市)
 白身魚のスケソウダラのすり身にイカ(タイ産)のすり身を練り込み、ふんわり蒸し上げた。吸い物や酢の物の具材にもできる。酢じょうゆ・カラシ付き。「イカの香りと味が出ている。食感がソフトで後味もさっぱり。揚げてもおいしい」(小林さん)(1)8個1050円(2)冷凍で30日(3)0120・82・3363、www.matsuurazuke.com/

中国では点心はお茶と一緒に会話を楽しみながら食べることも多い。日本でも中華まんを中心に独自の進化を遂げて食卓に定着。今回のランキングでは、本場の魅力を残しつつ、日本ならではの工夫を加えたものが上位を占めた。

1位の「和牛肉まん」、6位の「角煮まん」は和風点心の代表格といえる。しょうゆや砂糖で甘辛く味付けされ、とろりと柔らかい和牛や豚角煮は、日本人に親しみのある味わい。「和牛肉まん」について、選者の一人で本場の味に詳しいウェスティンホテル東京の中華料理「龍天門」の陳啓明総料理長は「中華のプロが発想しない面白いアイデア」という。

2位の551蓬莱は台湾出身の故羅邦強氏が創業したが、「豚まん」の味や形は大阪の味の好みに合わせた。台湾の豚まんは小ぶりで具は塩味のきいた高菜やチャーシューが主流。蓬莱ではボリュームを出し、具にタマネギをたっぷり入れ、関西風の薄味にした。

4位の上海食苑の「小籠包」も上海から来た点心師が技術指導しているが、肉は日本人の舌に合う国産を使っている。8位の豚まん工房まるよしは豚まんだけなく、青唐辛子を信州みそであえた「辛子味噌まん」、角煮に野沢菜を添えた「野沢菜入り角煮まん」など、和の素材を使った中華まんじゅうを多く作る。

「点心は様々な食材をバランス良く取ることができる」と点心マイスター協会会長の小林耕二さん。「北方の水ギョーザ、上海の小籠包など各地の味が融合している」ため、中国食文化の縮図のような存在でもある。いろいろ取り寄せ、おしゃべりしながら味比べするのも楽しそうだ。

せいろ蒸し、固くならず冷めにくい

手軽に食べられる点心だが、調理の仕方でおいしさも変わる。小籠包は電子レンジは原則使えないものが多い。肉まんなどにはレンジで加熱できる商品もあるが、「せいろで蒸すのが一番おいしい」(国際中医薬膳師の豊村薫さん)。固くならず、冷めにくい。

小籠包や蒸しギョーザは、底にレタスなどの葉物野菜か、クッキングシートを敷く。説明書の時間通りに蒸すことがポイントで、長すぎると小籠包などは皮がだれて、スープが出てしまう。エビ蒸しギョーザは、蒸す前に霧吹きをかけると「つややかに仕上がります」(豊村さん)。

せいろは雑貨店などで、数百円から手に入る。竹の香りのせいろから立ち上る湯気もごちそうの一つだ。


 表の見方 地名は本社・本店の所在地、数字は選者の評価を点数化。(1)代表的なセットの価格(送料別)(2)製造からの日持ち(3)取り寄せ先の電話番号やホームページ(頭のhttp://は略)
 調査の方法 大手通販サイトや百貨店の売れ筋、専門家の推薦で21品を候補に選出。専門家に送り、試食して選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。
 aiko*(お取り寄せ生活研究家)▽青柳崇子(日本フードアナリスト協会理事)▽畔田隆弘(伊勢丹食品営業部シェフズセレクションバイヤー)▽小林耕二(点心マイスター協会会長)▽陳啓明(ウェスティンホテル東京 中国料理「龍天門」総料理長)▽豊村薫(国際中医薬膳師)▽野本肇宗(広東料理・香港式飲茶「真不同」店長)▽浜田峰子(料理研究家)▽町田成一(雑誌「dancyu」編集長)▽渡辺幸一(中華料理「ハーデンタイテン」支配人)

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