体内時計正す新睡眠薬
鎮静・抗不安作用に頼らず 生活習慣病の対策にも
鎮静作用や抗不安作用に頼らない新タイプの睡眠薬が登場した。不眠の原因の一つとなる体内時計の乱れを正し、寝付きや眠りをよくするという。専門家らは副作用も少ないとみている。不眠が続くと高血圧症や糖尿病などを悪化させるという指摘もあるなか、生活習慣病対策として活用しようとする試みも始まった。
新しい不眠症治療薬は武田薬品工業が7月に発売した「ロゼレム(一般名ラメルテオン)」。脳の松果体からメラトニンが...
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