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「要介護」にならないために 健康長寿のコツ

2010/9/9 日本経済新聞 朝刊

さらに詳しく調べると、社会参加していてもほかの人の役に立っているなどの役割を持つ必要があることもわかった。例えば、病人を見舞う機会が多い人はそうでない人と比べて認知症になりにくかった。ただ単に社会参加しているだけでは、要介護リスクは上がることもある。

社会参加のためサークルなどに入るなら、趣味の団体を選ぶのがよさそうだ。趣味の団体に参加している人の要介護リスクはそうでない人の約7割にとどまった。一方、政治団体や業界団体では、参加の有無で要介護になりやすさは変わらなかったという。

健康のため食事内容に気をつかう高齢者は多いが、食事をとるときにも社会とのつながりが重要になる。東京都健康長寿医療センター東京都老人総合研究所の高橋龍太郎副所長は「周りに人がいる状況で食事をするとよい」と強調する。家族や友人らと会話をしながら食卓を囲む。たとえ一人でもレストランへ行くなどして外食をする。周囲の人たちや雰囲気に影響を受けて食が進む効果もあるという。

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