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夏に食べたい冷やしめん

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コシ強くのど越し滑らか

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NIKKEI STYLE

暦の上ではもう秋だが、真夏の日差しが照りつけ、暑い日が続く。食欲がないときは、つるりとした冷たいめんがおいしい。通信販売で扱うめんとつゆのセット商品を専門家が食べ比べ、冷やして食べるのにおすすめの商品を選んだ。

462ポイント
佐藤養助「稲庭干饂飩」(秋田県湯沢市)
 稲庭うどんの中でも細めながら、もっちりとした弾力のあるめん。伝統の製法による手作り。職人が空気を抱き込むように生地を練ることで、小麦粉の粘りを引き出し、めん内部の微細な気泡がクッションの役割を果たし、コシが強く弾むような食感に仕上がるという。
 「しっかりしたコシ、つるりとしたのど越しのめんに、かえしとだしのバランスが良いつゆが好相性」(小松雅美さん)、「めんが滑らか。口の中で滑る感覚が心地よい」(こばやしあつこさん)。
 (1)1575円(乾めん80グラム×3束・つゆ3袋)(2)2年(つゆ1年)(3)0120・41・1720、www.sato-yoske.co.jp/
384ポイント
安曇野麺匠「信州安曇野道祖神そば」(長野県安曇野市)
 太めでコシの強い素朴なそば。包丁で手切りするような切り方をしているため、めんの太さが不ぞろいで波打っており、甘めのつゆによく絡む。練り水には北アルプスの天然水、打ち粉にはそば粉を100%使用しており、そば湯もおいしく楽しめる。防腐剤不使用。
 「粘りのあるめんに、かつおだしの甘めのつゆがよく合う」(小林孝充さん)、「軽く日本酒を楽しんでから食べたい」(町田成一さん)。
 (1)3食入り500円(生めん110グラム×3把・つゆ3袋)(2)冷蔵で2週間(3)0263・72・2509、azuminomensyou.com/
348ポイント
協栄岡野「島善 はるゆたか」(香川県土庄町)
 小豆島の伝統技法で細く仕上げたそうめん。繊細な外見だが、コシが強く弾力がある。グルテンの多い北海道産の小麦粉「はるゆたか」の使用に加え、めんが引き締まる寒い時期に製造し、コシを引き出したという。「小麦粉の風味が良く、食べ応えがある。ミョウガなどシンプルな薬味でもいいし、かき揚げを添えてもそうめんが負けない」(町田さん)、「とにかく素直においしい。めんとつゆに一体感」(畔田隆弘さん)。
 (1)2100円(乾めん50グラム×9束・つゆ245ミリリットル×1本)(2)3年(つゆ1年半)(3)0879・62・6570、www.shimazen.co.jp/
336ポイント
山一「手延べ黒ごま麺 豊穣」(長崎県南島原市)
 黒ゴマの食感と香りを楽しめるそうめん。のどごしもよい。つゆは手あぶりした長崎県産トビウオをしょうゆに浸し熟成。「甘いつゆとプチプチとしたゴマの香りが好相性。夏バテ時には良質なミネラル補給源」(小松さん)(1)3150円(乾めん50グラム×12束・つゆ250ミリリットル×1本)(2)1年(つゆ1年)(3)0120・598・597、www.mennoyamaichi.co.jp/
252ポイント
ぴょんぴょん舎「盛岡冷麺」(盛岡市)
 コシの強い盛岡冷めんの中でも太めでかみ応えがある。つるりとしたのど越しも。酸味が強めの専用キムチをのせるとさわやかな味わいに。「あまり辛くないので、子どもにも向く」(坂井睦生さん)(1)2食入り680円(生めん170グラム×2把・スープ2袋・特製キムチ2袋)(2)冷蔵で12日(3)0120・47・0473、www.pyonpyonsya.co.jp/
246ポイント
おか泉「さぬき 半生うどん」(香川県宇多津町)
 讃岐うどんの人気店。生地を踏んで寝かせて鍛える作業を6時間に4回重ねて仕上げた。「まさにかむうどん」(畔田さん)、「つゆは素朴な味わい」(はんつ遠藤さん)。(1)4~6食入り1155円(半生めん300グラム×2把・だし3袋、しょうゆ100ミリリットル×1本・スダチ汁1袋)(2)60日(しょうゆ1年)(3)0120・06・4154、www.okasen.com/
222ポイント
うまか食品「五島手延べうどん(磯乾麺)」(長崎県五島市)
 ワカメ入りの磯の香り豊かなうどん。天然塩とツバキ油を練り込み、生地をよじりながら細長く伸ばして作る。切れにくく粘りがある。トビウオだしの透明スープとの絡みもよい。「海の幸をたっぷりのせて食べたい」(こばやしさん)(1)368円(乾めん250グラム・粉末スープ3袋)(2)6カ月(3)0959・74・5745、www.umakafoods.jp/
210ポイント
寛文五年堂「いなにわ手綯うどん」(秋田県湯沢市)
 平打ちの稲庭うどん。生地を手で細長くよった後、延ばし棒で力を入れて平らにする。生地内部の微細な気泡を押し出すことでコシが増すという。「つるりとして非常に優しい味わい」(小松さん)(1)3150円(乾めん80グラム×8束・濃縮つゆ250ミリリットル×1本)(2)2年(つゆ1年半)(3)0120・1728・19、www.kanbun.co.jp/
192ポイント
ふるいち「ぶっかけ凍らし麺」(岡山県倉敷市)
 粘りのあるコシの強いうどん。ゆでたてを急速冷凍。「もちもちしたうどん本来のコシと弾力が楽しめる」(蓮見寿さん)、「スープも甘みが強くおいしい」(小林さん)。(1)8食入り3000円(個包装の1食分は冷凍めん300グラム・たれ・天かす・きざみのり・ゴマ・おろしショウガ、乾燥ネギ)(2)冷凍で2カ月(3)0120・73・3431、www.marubu.com/
10
174ポイント
きさく「冷やし汁なし担担麺」(広島市)
 トマトベースの辛いが清涼感もある担々麺。たれの肉みそは数十種類の材料を調合し、甘辛く仕上げた。「サンショウの香りが際立つ」(小松さん)、「めんの食感が良い。肉みそもコク、深みがある」(はんつさん)。(1)4食入り2100円(生めん105グラム×4袋・たれ105グラム×4個)(2)冷蔵で1週間(3)www.rakuten.co.jp/kisaku/

猛暑を受けて、小売店や飲食店でも冷やしめんが売れている。高級スーパーの紀ノ国屋では、そうめんなど冷やして食べるめん・つゆの販売が昨年より1~2割増加。大手外食チェーンでも、ざるうどんや冷めん、冷製パスタなどの注文が昨年に比べて2~3割増えているという。人気の高いのが、もちもちの食感を味わえる弾力性のあるめん。ランキングで上位となっためんも、大半が強い粘りとコシを特徴としている。

1位と8位に入った稲庭うどんもその一つ。普通のうどんと比べて細い乾めんタイプだが、ゆで上がりの歯ごたえはしっかりしており、見た目もつややか。稲庭うどんは機械で作るところもあるが、この2商品はともに江戸時代から伝わる手作りを守っており「職人芸の味わい」(うどん研究家の蓮見寿さん)。

粉の違いでコシを強めているのは、3位のそうめんや5位の冷めん。3位の商品に使っている小麦粉「はるゆたか」は粘りと弾力が非常に強い品種。5位の冷めんは、本場の朝鮮半島ではそば粉と小麦粉を合わせるところを、盛岡市ではそば粉の代わりにジャガイモのでんぷんを使い、よりつるりとしたかみ応えのあるめんを生み出している。

生地に別の素材を混ぜ込んで個性を出しているのが、4位のそうめんや7位のうどん。ゴマや磯の香りが食欲をそそる。

めんは調理が簡単で手早く作れる点も魅力だが、栄養バランスには気をつけたい。「キュウリやトマトなどを添えたり、ミョウガやネギなど薬味をたっぷりのせれば食欲増進に効果的」(料理研究家のこばやしあつこさん)だ。

添付つゆ、煮付けに転用も

添付つゆは好みで味を調節できるように多めに入っている場合が多い。余ったうまみたっぷりのつゆは、卵かけご飯や煮付け料理などにも使える。

4位「手延べ黒ごま麺」と7位「五島手延べうどん(磯乾麺)」には、長崎名産のトビウオ(アゴ)のだしのスープが付いている。4位のめんつゆは「天つゆ、おでん、冷ややっこに最適」(山一)、7位のスープは「ご飯に入れて炊くと香り高い長崎名物のアゴ飯が簡単にできる」(うまか食品)。

6位「半生うどん」の生じょうゆなど、うどん系のつゆは「卵かけご飯や魚の煮付けにぴったり」(南清貴さん)。10位「冷やし汁なし担担麺」のピリ辛肉みそは「肉に存在感があるので、ご飯にも合う」(畔田さん)。


 表の見方 写真の調理例はセットに含まれない薬味や材料も使用。市町村名は本社・本店の所在地。数字は選者の評価を点数化。(1)代表的なセットの価格(送料別)と内容(2)製造からの日持ち(3)取り寄せの電話番号やホームページ(頭のhttp://は略)
 調査の方法 大手通販サイトや百貨店の売れ筋、専門家の推薦をもとに、つゆとセット販売する21商品を候補に選出。商品名を伏せて専門家に試食して選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。
 畔田隆弘(伊勢丹食品営業部シェフズセレクションバイヤー)▽こばやしあつこ(料理研究家)▽小林孝充(食ジャーナリスト)▽小松雅美(セブン&アイ・フードシステムズレストラン事業部レストランマーチャンダイジング統括マネジャー)▽坂井睦生(紀ノ国屋商品課課長)▽蓮見寿(うどん研究家)▽はんつ遠藤(フードジャーナリスト)▽町田成一(雑誌「dancyu」編集長)▽南清貴(フードプロデューサー)▽山村誠(日本コナモン協会東京支部長)

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