ウイルス原因のB型肝炎、成人の性感染広がる
ワクチン接種で「母子感染」は激減
ウイルスが血液や体液を介して感染するB型肝炎。感染しても無症状な人が多いが、発熱や黄疸(おうだん)などが現れ、肝硬変や肝がんを患うことがある。ワクチン接種で乳幼児の感染は著しく減ったが、成人の間では性感染で広がるケースが増えている。
都内在住の太田容子さん(仮名、56)は32年前、第1子を出産したときに医師から「B型肝炎ウイルス陽性です」と告げられた。発熱やだるさ、黄疸といった症状はなかった。健...
健康や暮らしに役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。