手先器用な手術ロボ がんの最新医療を追う(1)
手ぶれ補正、合併症最小限に
がん治療はつらく苦しい。最新の医療技術を使って、患者への負担をできるかぎり軽くしようとする治療法が普及してきた。1回目で紹介するのは国内でもようやく認められるようになったロボット手術。術後の合併症を最小限に抑えることが可能だ。
「神経を傷つけずに残せたといわれ、ほっとしている」。6月中旬、東京医科大学病院で前立腺がん摘出手術を受けた、加藤眞彦さん(65)は笑顔で話す。
3Dで患部確認
三重県四日市...
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