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先輩と新人、お互いのここが気になる!

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常識力磨き、脱「指示待ち」

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NIKKEI STYLE

新年度が始まって3カ月。新入社員も職場に慣れてきたころではないだろうか。新人を日々指導する先輩社員に「気になる新人の言動」を、新人には「改めてほしい先輩の言動」を尋ねたところ、双方の意識の違いが浮かび上がった。

先輩たちが最も問題視したのは「メモを取らずに同じことを何度も聞く」。メモ取りは仕事の基本。きちんとできないと、5位の「同じミスを何度も繰り返す」ことになる。「同じ仕事を数日後に頼んでも、メモしないから前回の注意点を忘れている」(35歳男性)

一方、新人側の本音を見ると、1位は「あいさつをしたらきちんと返して」。リクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)研究員の配島大気さんは「新人があいさつしているのに顔も上げないといった態度は、ビジネスマナーを身につけるうえで悪い見本になる」と助言する。

全体的に社会人の基本動作に関する事柄が上位に目立つが、両者の考え方の差が大きく表れたのが、積極性に関する項目だ。先輩は「指示待ちで言われたことしかやらない」(3位)と感じているが、新人は「指示はこまめに出して」(3位)と思っている。

今年の新入社員は、学校で学習内容や授業時間が減った「ゆとり」教育を受けた第1世代。新人研修を手掛けるウィル・シード(東京都渋谷区)のシニアコンサルタント、浅野寛信さんは「与えられた課題にはまじめに取り組むが、自分で考え応用するのが苦手な傾向がある」と分析する。

もちろん個人差があり、どの時代の新人にも当てはまる事柄だが、先輩は今年の新人には強く感じているようだ。5年前の新人と比べた場合、際だって気になる点を尋ねると、「指示待ちで言われたことしかやらない」が最多だった。新人からも「どこまで一人でやっていいのか分からない」(22歳男性)など不安の声が寄せられた。

浅野さんによると、2005年入社組の前後からこうした傾向が出始め「自己主張が強い半面、注意されるとすぐめげるなどストレスへの耐性が低い」という。

お互い嘆いてばかりもいられない。配島さんは「人員削減や業務の細分化で、新人の仕事はより難しくなっている」と指摘する。まじめさや情報処理能力の高さなどの長所を生かし、戦力になってもらうには「1年間は丁寧に仕事の意味と理由を教え、自立に向かって手助けをする姿勢が欠かせない」(浅野さん)。

メモ取り■ 上達のコツは?

「5W1H」確認が重要

簡単そうで難しいのがメモ取り。日本能率協会マネジメントセンター(東京都港区)研修ラーニング事業本部の山田学さんにコツを聞いた。

写真のように、後からすぐ探せるよう上部の目立つ場所に表題や日付を書くのが基本。色分けは、やたら色を付けると見にくいのでシンプルに。3色ペンを使う場合は「重要事項は赤、補足事項は青」などルールを明確にする。また、行方不明にならないよう、メモはノート1冊に集約する。

すぐ読み返すことも大切。肝心な点を書き忘れているかもしれない。具体的な指示があれば「5W1H=何を、いつ、どこで、誰が(に)、なぜ、どのように」を再確認する。余白を設け、疑問点を書き込んでもいい。

全部書き取ろうとせず要点を絞り、相手とのコミュニケーションも忘れないようにしよう。

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飲みニケーション■ 新人、意外に積極的

当日のお誘いも47%が「喜んで」

「改めてほしい先輩の言動」で4位に入ったのが「飲み会はだらだら続けず、終わり時間を決めて」だった。ただ、この順位から、職場の飲みニケーションそのものを新人が避けていると判断するのは早計だ。

調査では「職場の飲み会の適正な頻度」についても尋ねた。「月1回以上」と答えた割合は、先輩の42%に対し、新人はそれを上回る54%と意外に積極的。当日急に誘われても、47%が「進んで参加する」と答えた。

同じ若手でもここ数年で意識が変わったようだ。リクルートマネジメントソリューションズの配島さんは「2004年入社ごろまでの新人は起業や転職志向が強かったが、06年ごろからは終身雇用を肯定的にとらえ、職場での人間関係を重視する安定志向が強まっている」と指摘する。

飲み会が嫌いなわけではなく、新人が困惑するのは開き方だ。「仕事の話を聞くのは勉強になるけど、最後は愚痴ばっかりになりつらい」(23歳男性)、「飲み会が長引き、途中退席を申し出たら、そこから部長らの締めのあいさつに1時間半かかった」(21歳女性)といった声が集まった。

 表の見方 右端の数字は調査結果を点数化した。
 調査の方法 インターネットで2回にわたって調査した。まず、先輩社員と新人にどんな不満があるのか、5月下旬、日経生活モニターに予備調査を実施。その結果と、新人研修を手掛けるリクルートマネジメントソリューションズやウィル・シードへの取材をもとに、それぞれ約50項目の選択肢を作成した。
 続いて6月上旬、インターネット調査会社のマクロミルを通じて、2010年度の新入社員と、職場に新入社員を迎えたか、日常的に接する30~40代前半の先輩社員に尋ねた。有効回答は各516で男女同数。まず、当てはまる項目をいくつでも選んでもらい、そこから「特に気になる」ことなどを最大3つまで選んでもらった。

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