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現代版トキワ荘 コワーキングスペースに集う人々 共感の輪、働き方変える

2013/12/24

■地域に開かれた場所に

小中学生向けの無料プログラミング教室は「下北沢オープンソース・カフェ」に集うプログラマーらが先生役を務める

 「小さい猫が走り回るゲームにしようか」「このお化けを倒したら10点にしたいな」「やってみよう」

 日曜日の午後1時半、東京都世田谷区の「下北沢オープンソース・カフェ」で、小中学生向けのプログラミング教室「CoderDojo(コーダー道場)」が開かれた。参加者は4人。先生役はこのコワーキングスペースを利用するプログラマーらが仕事の合間に務める。参加費は無料だ。

 近隣に住む畠山愛さん(37)は小学4年の息子にせがまれて初めてやって来た。「親が教えられる分野ではないので、子どもがプロの方と気軽に話せて学べるなんてありがたい」。保護者も見守りながら1時間の授業はあっという間に過ぎ、子どもたちは「スクラッチ」というマウス操作のみで使えるプログラミング言語に興味を持ったようだった。

 「様々なスキルや経験を持った人たちが集うコワーキングスペースは単なる仕事場ではなく、地域の人にも役立つ私設の公民館のような機能を果たせる」。オーナーの河村奨さん(34)は語る。利用者が持ち寄った本を並べた図書室や、美術部や歴史部などの部活動まで、住民が仕事抜きで関われる仕掛けも多い。一般的な企業やシェアオフィスにはない気軽さが、地域に開かれた場所としての可能性を広げている。

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