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今僕ができる芝居、そしてこれから 俳優 三浦春馬

2013/12/11

「永遠の0」の撮影では、いろんな経験から、キャリアを構築されてきた人たちと時間をともにしました。田中泯さんは踊り手さんですが、役者としてもいろいろな表現活動をされています。

みうら・はるま 1990年茨城県生まれ。12月21日公開の映画『永遠の0』で特攻で死んだ実祖父宮部久蔵の軌跡をたどる青年、佐伯健太郎役を演じる。 NHK連続テレビ小説「あぐり」で子役としてデビュー。俳優として数多くの映画・ドラマに出演。2008年映画「恋空」(2007年)で日本アカデミー新人俳優賞を受賞。その後「ブラッディ・マンデイ」(2008)でドラマ初主演。代表作は映画「君に届け」(2010)、「キャプテンハーロック」(2013)、ドラマ「ラスト・シンデレラ」(2013)など。

橋爪(功)さんの演技を僕は本当に近い距離で見ていたのですが、僕がああいった演技をまねしたい、と思っても絶対にできないと思いました。

橋爪さんが演じる井崎も特攻でなくなったおじいちゃんのかつての仲間です。演技としてはベッドに座ってしゃべっているだけです。それであそこまで想像させてくれる芝居はやっぱりすごいと思いました。

長年の努力と経験があるからこそあのような芝居ができてくると思いました。僕があの方向で無理に追い求めていっても、答えが見つからないまま迷走するだけだろうなと思います。

映画でもそうですし、舞台に立っていても、先輩方は力が抜けていて決めるところは決める、ということができているんですね。けれど、僕なんかは若さのパワーにまかせてどんどん前にパワーを発していかないといけないのかもしれません。でないと「何おまえ抑えてるの?」といわれて、何も残せないまま、舞台から消えていくということになりかねないような気がするんです。

「次に立つ舞台では、力抜くところは抜いて、決めるところは決めて、というお客さんとのいい駆け引きができる俳優になっていきたい」と毎回思っているんですが、なかなか難しいですね。

僕は以前、ある監督に「おまえは瞬発力はあるけど持久力はないよな」といわれたことがあります。確かにそうなんです。瞬発力には自信があるんですが、持久力がない。長い時間になってくると、クオリティーが下がってきたり、うまくはまっていないといい表情を見せられなかったり。逆にはまったときはすごいいい顔するけど。

生のお客さんと作る舞台は、本当に勉強になります。舞台は一生懸命やっていれば周りの先輩達にいろんなことを教えてもらえるんです。

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