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「自分」でいること、楽しんでますか 俳優 三浦春馬

2013/11/20

三浦春馬です。

みうら・はるま 1990年茨城県生まれ。12月21日公開の映画『永遠の0』で特攻で死んだ実祖父宮部久蔵の軌跡をたどる青年、佐伯健太郎役を演じる。 NHK連続テレビ小説「あぐり」で子役としてデビュー。俳優として数多くの映画・ドラマに出演。2008年映画「恋空」(2007年)で日本アカデミー新人俳優賞を受賞。その後「ブラッディ・マンデイ」(2008)でドラマ初主演。代表作は映画「君に届け」(2010)、「キャプテンハーロック」(2013)、ドラマ「ラスト・シンデレラ」(2013)など。

僕は4歳のころ、この世界に入りました。親が応募した(子役の)オーディションを受けたら受かっちゃった、というのが始まりです。初めて出演したのは7歳のとき、「あぐり」(NHKの連続テレビ小説)という作品のエキストラでした。

■楽しかった子どものころ、そしてプロへの芽生え

そのころは純粋に楽しかった。土日だったか、日曜日だけだったのか忘れましたが、レッスンや仕事のある週末はいつも楽しかったことを覚えています。

プロになってやっていこう、と思ったのは自分が成長してから、高校入学のときかな。僕は地元が茨城なんですが、高校から寮のある東京の学校に入りました。

母親には反対されました。僕は一人っ子ですし「行かないで、茨城からでも東京は通えるじゃない、今までもそうしてきたじゃない」という気持ちが母親にはあったのです。でも僕はそれまで電車で通っていて、学業と仕事を両立するのは無理だと思ったんです。

親元を離れるという選択をしたことは、その時期僕にはこれしかない、と思ったから。一人で頑張っていきたいと思った。そう決めて堀越に入学しました。

■「やめたい」を越えて見えたもの

映画「永遠の0」で三浦春馬が演じる佐伯健太郎(C)2013「永遠の0」製作委員会

それでも、20歳になるまでは不安定でした。少し忙しいだけで逃げ出したい、と思ったこともありました。実は、僕は19歳のころ、役者をやめたい、と思ったことがあります。

今まで感じたことのない忙しさに出合ってしまったんです。今思えば自分の仕事をこなす要領が悪かっただけで、今同じことをやれといわれたら、大変だとは思うけど全然こなしちゃうと思う。そのときは甘えていたんですね。社会人として、というか、大人になりきれていない自分がいました。

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