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頼れる男と結婚したい 自衛官や警察官、人気上昇 「守ってくれそう」「公務員で安定」

2013/8/14

 女性が結婚したい男性の職業として、自衛官、警察官、消防士の人気が高まっている。以前は危険がつきまとう仕事のため敬遠する女性もいたが、東日本大震災を機に、体を張って人々の命や生活を守る「頼れる男性」のイメージが広がった。彼らが参加する婚活パーティーや、自衛隊基地のイベントなどには多くの女性が集まる。

■婚活パーティー、医者に次ぎ人気

 7月下旬、東京・銀座のビルの一室では、20代から40代までの男女が集まり、楽しげに談笑していた。女性は普通のいでたちだが、男性はがっしりとした体格の人が目立つ。女性と接する際は、背筋をピンと伸ばした姿勢を保ち、話し方もハキハキしていてさわやかだ。女性の印象も良いようで、見事に意中の女性の心を射止める男性も見られた。

7月に横須賀市で開かれた「トーキングフェスティバル」では艦艇も見学できた(海上自衛隊横須賀地方総監部提供)

 婚活パーティーを手掛ける東京夢企画(東京都渋谷区)は公務員中心の職種限定婚活パーティーを定期的に開いている。この回は参加男性の半数が自衛官、警察官、消防士の3職種だった。「数ある職業限定パーティーの中でも、医者に次いで女性からの人気が高く、男性の参加者を集めるのが大変」という。

 婚活中という横浜市に住む20代の消防士は「最近は、合コンで消防士というと女性の受けがいい。婚活でも、会話のとっかかりになりやすい」と自信ありげだ。

 警察官とカップルになった千葉県在住の20代の女性は、「警察官なら、いざという時に守ってもらえそう。安定した公務員である点も結婚相手として魅力的」と語る。

 自衛官が主催するパーティーも活況だ。海上自衛隊の基地がある神奈川県横須賀市では、基地所属の「横須賀上級海曹会」が主催する婚活パーティーが年3回程度開かれる。

 7月で51回目を数える伝統行事だが、「震災後、自衛官に好意的な意見が多く寄せられ、女性の応募が急増している」(同会)。7月のパーティーには、公募女性枠80人に1100人が応募。結局、枠を拡大して約130人の女性が参加し、50組以上のカップルが誕生した。

 自衛官と知り合うために専用の交流サイト(SNS)を利用する女性もいる。フュージョンアンドリレーションズ(東京都新宿区)が運営する「自衛隊プレミアムクラブ」は男性自衛官との結婚を望む女性が集う交流サイトだ。現在の会員数は約2200人で、その3分の2を女性が占める。

 交流サイトでやりとりするだけでなく、小規模の婚活パーティーを開いたり、基地や防衛省の見学会を紹介したりしている。同社によると、「毎月100人程度のペースで会員が増えている」という。

 女性の結婚相手として公務員の人気は高い。婚活支援のパートナーエージェント(東京都品川区)の調査によると、未婚女性に人気の職業1位は公務員で、約27%の女性が支持する。

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