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デジタルライフ

苦手な人から友達申請 SNSの人間関係どうする

2013/4/23

 4月は新しい出会いが増える時期だ。知り合って間もない人から、フェイスブックやツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、情報をやりとりするために「つながる」申請がきて戸惑う人も多いだろう。承諾したものの、メッセージが頻繁に来て困るというトラブルも増えている。どうすれば人間関係を壊さずに快適にSNSを使えるのか。

 多い悩みが、申請をどうやり過ごすか。「お久しぶりです。友達になって下さい」。昔の勤務先のそれほど親しくない人から、フェイスブックで「友達申請」が来た東京都千代田区勤務の女性弁護士(31)。仕方なく承認したが、1週間後にさりげなくその人を「友達削除」した。

 無視していると思われるのを防ぐため、ひとまず許可した。「削除は通知されず、友達の数が多い人には気付かれにくい。何か言われたら『アプリの不具合かもしれない』とはぐらかせる」と話す。

■部下とはあえてつながらず

 「『社長に申請したけれど、やっぱりだめみたい』と、社員が言っている」と話すのは、都内で社員約200人の会社を経営する女性(40)。「友達」になるのは社外のみと決めている。トップとして特定の部下とつながるのは良くないと判断、申請が来てもやりすごす。SNSは「プライベートにだけ利用している」と公言し、けん制もしている。

 東日本大震災以降、利用者数が増え、今では日本で1000万人以上が利用しているフェイスブック。ツイッターなどと違い、実名登録が原則。インターネットの世界に限定されず、現実社会の延長で人間関係を構築できる。

 投稿やコメントで嫌な思いをする人もいる。「恵比寿で食事中。お肉が絶品!」。東京都世田谷区に住む女性会社員(30)は友人と焼肉店で食事中に店の情報を付けて投稿した。すると、あまり親しくない「友達」から「僕も近くにいるから合流したい」とのコメントが届いた。「もう帰るので」とやんわりと断ったという。

 ツイッターでストレスを感じる人もいる。東京都港区勤務の男性会社員(37)は、ある著名人の不祥事について「がっかりです」と投稿したところ、想定以上に広がってしまった。投稿を見た友人が、それを自分の友人にも「リツイート」したのだ。男性会社員は知らない人からの突然の返信に驚き、その後は承諾した人にしか自分の投稿が見られない設定に変えた。

▼友達申請 フェイスブックなどで、利用者が交流するための手順。申請を承諾して「友達」になると、「友達」しか見られない投稿を見られるようになる。
▼リツイート ツイッターの機能。他の利用者の投稿(ツイート)を、自分とつながっている人にそのまま転載発信すること。
▼いいね! フェイスブックの投稿などに対し、「好き」「支持する」といった感情を示す機能。誰が何に対して「いいね」と言ったか、第三者も見ることができる。
▼ダイレクトメッセージ 他者に知られず直接会話するように情報をやりとりできる機能。Eメールより簡素で互いの発言が見やすい。

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