WOMAN SMART

ライフスタイル

女性名から「子」が消えたワケ? 明美が分岐点 編集委員 小林明

2013/4/26

参考までに、実在の有名人と時代との関係を見ておこう。

これまで確認してきた傾向が裏付けられて面白い。

■「明美」時代の申し子は?

女子マラソン、長距離で活躍した増田明美さん(上の写真中央)や松野明美さん(右上写真の左)も「明美時代」の申し子といえそうだ
本社

分岐点になった「明美」で有名なのは、元女子マラソン選手の増田明美さん。東京五輪が開催された昭和39年(1964年)に生まれている。

同じく元女子マラソン選手でタレントとしても活躍する松野明美さんは昭和43年(1968年)の生まれ。やはり、どちらも「明美」の隆盛時代の申し子といえる。

芸能界ではテレビドラマ「男女7人夏物語」の主題歌「CHA CHA CHA(チャチャチャ)」のヒット曲で知られる石井明美さんが昭和40年(1965年)生まれ。「明美」が名前ランキングの首位に輝いた年に生まれた有名人だ。

■千昌夫さんの名曲も誕生

やや脱線するが、千昌夫さんの名曲「アケミという名で十八で」(西沢爽・作詞、遠藤実・作曲)がヒットしたのは昭和48年(1973年)のこと。歌詞に出てくる女性は18歳という設定だから、単純に計算すれば「アケミ」さんは昭和30年(1955年)生まれ。これも「明美」時代の申し子ということになる。

ついでに言えば、東映ニューフェースの女優、三沢あけみさん(芸名)が「笛吹童子」でデビューしたのも昭和35年(1960年)。やはり、「明美」ブームに乗っていたわけだ。

こうして、名前の流行が有名人の名前を生み、さらに有名人の名前が名前の流行に作用しながら、流行が変遷してきたという様子がうかがえる。

ところで、この時期、どうして女性名から「子」が消えてしまったのだろうか?

WOMAN SMART 新着記事

WOMAN SMART 注目トピックス
日経doors
吉種怜 遠回りキャリアこその太い軸、迷ったらGO
日経DUAL
帰宅時や店内で…7つのイヤイヤ悩み 現実解は?
日経ARIA
「黒字企業で評価A」のあなたも早期退職の対象にな
日経doors
ハヤカワ五味が実感する読書 「筋トレと似ている」
ALL CHANNEL