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ブームの予感(日経MJ)

離婚歴OKの婚活パーティー アツい「再婚市場」 相談所・式場大手が新サービス

2013/2/10

ウエディング関連企業が「再婚市場」に熱い視線を注いでいる。パートナーと離死別した中高年やシングルマザーのニーズに応じた婚活支援、結婚式プランを次々導入。比較的年齢が高く、経済力のある潜在顧客の開拓に力を入れる。結婚関連市場が2008年以降、縮小傾向にあるなか、婚姻件数の2割弱を占める再婚は、老後不安などを背景に拡大が見込める有望分野。今後も新手のサービスが登場しそうだ。

■50歳以上の入会者が急増

ツヴァイでは、離婚経験者向けの婚活パーティーが人気だ

1月中旬、東京・新宿の宴会場で開かれた「婚活パーティー」に30~40代の男女約15人が集まった。主催は結婚相談所のツヴァイ。参加者は離婚経験のある人や、相手が離婚経験者でも構わないという人のみだ。同社の結婚相談所に入会しなくても1回4千円前後で参加できる。

「離婚歴OK」の婚活パーティーは10年に開始。12年7~12月の開催数は49回と11年同時期の約5倍に急増した。今も首都圏と大阪、名古屋を中心に月10回ほど開き、満席が多い。都内の40歳女性は「相手がこちらの立場を理解してくれるので子供の話題も切り出しやすい」と話す。

通常の結婚相談でも再婚目的の入会者が増えている。会員全体のうち離婚歴のある人は現在約12%。5年前より2ポイント弱増えた。15年ほど前に離婚した高知県の40代女性は娘が進学して家を離れたのを機に入会。「結婚経験があるほうが安心」と離婚歴のある人との出会いを希望し、現在の夫と11年に再婚した。

同社はこうした「再婚活」需要をにらみ、11年に50歳以上の入会者が対象のプラン「ビギンズパートナー」を導入。この年齢層の入会者数は2.4倍に膨らんだ。

■シングルマザー&ファーザーはネット活用

同社の40代会員で結婚経験者は1割強。対して50代では男性の約3割、女性の約5割が離死別の経験があり、60~70代は割合がさらに高い。「50代以上は親戚などのしがらみが少なく経済力もある。老後を見据え『人生を楽しむ相手を見つけたい』と婚活には積極的」(同社)。50歳以上のパーティー参加者数の累計は、1年前の約2.7倍に増えた。

シングルマザー&ファーザーが相手探しに活用しているのがインターネット。ヤフーのサイト「ヤフー!お見合い」は女性会員の約15%が結婚経験があり、子供と同居している。月約4000円で「育児などの合間に婚活できる利便性が支持されている」という。

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