仕事と介護の板挟み 働き盛り世代の「介護離職」
働き盛りの40~50代の多くが直面するのが親の介護だ。特に仕事中心できた男は戸惑いが大きい。介護を理由に離職する「介護離職」も増えてきた。仕事と介護の板挟みに直面した男たちの葛藤を追う。
職場では肩身狭い思い
柳沢健一さんはほぼ毎日、入居する母親の食事時に訪れ、食事を取るのを手伝う(東京都武蔵野市「ハウスグリーンパーク」)
神戸市在住の公務員、Aさん(61)は3年前に一人暮らしの母が倒れてから、同じ市内の実家に寝泊まりし、在宅介護を続けてきた。パート勤務の妻にも要介護の親がいる。「自分の親は自分で介護する」の
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