京都はゆるキャラ先進地? スター不在でも数は豊富

昔の「未来」、こんなところに

「未来くん」は意外な場所に残っている(京都市左京区の平安神宮前)

太郎 そういえば先日、平安神宮の前で変わったキャラクターを見かけました。「府民運動マスコット『未来くん』」と書いてありましたが、何者ですかね。

京子 子どものころに見かけた懐かしいキャラクターです! 府外の人にはほとんど知られていないと思いますが、よく発見しましたね。

部長 1988年の京都国体に向けて府が創ったキャラクターで、牛若丸をイメージしているんだ。当時は企業から数十万円の協賛金を募り、企業名を入れた未来くんの人形が各所に設置された。美山(南丹市)の山奥など、今でも意外な場所に人形が残っているらしい。

ゆるキャラブームに先駆けて誕生した京都タワーのマスコット「たわわちゃん」

太郎 それはちょっと怖いですね。しかし20数年前のキャラクターの割には現在のゆるキャラと変わらない感じです。決して京都がゆるキャラの後進地域というわけではなさそうですね。

京子 そうですよ。例えばゆるキャラグランプリでの成績はふるいませんでしたが、京都タワーのキャラクター「たわわちゃん」の誕生は04年。ひこにゃんやせんとくんよりも早く話題になったんです。

部長 高山寺の「鳥獣戯画」は日本の漫画の源流と言われることがある。考えてみると、カエルやウサギなどの擬人化された動物たちのしぐさにはゆるキャラに相通じるものがあるな。

太郎 ゆるキャラのルーツも京都、というと言い過ぎですかね。来年こそは京都勢の飛躍に期待したいところです。

(京都支社 荒木勇輝)

次回は12月20日に更新します。

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