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会員は男性限定「大阪最古の社交クラブ」をのぞいてみた

2012/10/13

大阪・淀屋橋のオフィス街を歩いていると、れんが造りのクラシカルな洋風建築を見つけた。扉を開けると「いらっしゃいませ」と、白シャツにグレーのベストをまとった受付嬢の上品な声。面食らう記者に「ここは大阪最古の社交クラブ、『大阪倶楽部(くらぶ)』です」。一体、どんな場所なのだろうか。
ジャケット姿の老紳士たちが集まる毎週水曜日の「午餐会」(大阪市中央区の大阪倶楽部)

実はこのクラブ、会員は男性のみ。案内冊子には「社員(会員)2名の推薦」との記載だが、男性しか受け入れていない。入会金は10万円、社費(会費)は月8000円だ。

事務局に問い合わせると「毎週水曜日の昼に開く『午餐会(ごさんかい)』という講演会が大きな特徴です」とのこと。女性の記者は特別に見学させてもらうことになった。

◇            ◇

天井にシャンデリア、床は市松模様の大理石という装いのロビーは、オフィスビルと違う厳かな雰囲気。午後0時半の講演開始に合わせて、ジャケット姿が決まった白髪の男性が次々と入っていく。ジャケット、ネクタイ、紳士靴の着用が規則だ。

午餐会には毎回、350人ほどが集まる。この日は西上雅章・通天閣観光社長が講演。熱心にメモをとる人も少なくない。その後は喫茶・バーでくつろいだり、ビリヤード(撞球)をしたり。1階の囲碁室は24面の碁盤全てが埋まり、真剣勝負の最中だった。

現在の会員数は約1200人で平均年齢は73歳。大企業のOBや弁護士、医者らが多い。囲碁や謡曲など21の同好会がある。「今の自分に満足していない。新しいことを知りたくてね」。会員歴20年以上で週3回通う土橋幸雄さん(88)は元気はつらつ。「それにここは、男だけの気楽さがある」

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