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手話の「関西弁」はどんな特徴? 大阪は身ぶり大きく

2012/9/22

関西で電車に乗っていると、手話でやりとりする女子学生グループが隣に座った。何を話しているのかは分からないが、いかにも楽しそうだ。ふと「手話には方言がたくさんある」と知人から聞いたのを思い出した。彼女たちの手話は「関西弁」なのだろうか。どんな特徴があるのか。ふつふつと疑問が湧き、関西のろう者を訪ねることにした。

■基本的な単語にも異なる手話

「手話は、ろう者同士のコミュニケーションから生まれたもの。話し言葉と同様に、ごく自然に方言ができたんですよ」。手話教室「関西手話カレッジ」(大阪市中央区)の講師、矢野一規さん(62)が教えてくれた。関西でも大阪、京都、兵庫などで手話に方言があり、大阪や京都でも地域によって違いがある。数字の「100」など基本的な単語も、大阪や京都、和歌山ではそれぞれ異なる手話が使われているという。

手話も、方言にお国柄は表れるのだろうか。大阪の手話は「両手を使って大きな身ぶりで表現するものが多い」と矢野さん。例えば「まさか!」を表す場合、両手の手のひらを胸の前で大きく打ち合わせる。他の地域では片手で拳を胸に当てたあと「パー」と開いて突き出す、コンパクトな動作が多いそうだ。

京都の手話も独特と聞き、京都市聴覚障害者協会(京都市中京区)を訪ねた。事務局長の川本悟さん(45)は「京都の暮らしや町の様子に密着している手話が多いようです」と話す。

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