フランス語の授業(東京都渋谷区)

「間にコーチ社が入ってくれるので、教えることに集中できる」と話すのは、フランス語を教える小石暁子さん(31)。本業はピアノ講師だが、音楽留学で身につけた仏語が「すごく好きになり」講師の仕事を始めた。

サイタがマンツーマンのプライベートレッスンを掲げるのに対し、講師や生徒間の“コミュニティー”形成を念頭に置くのが、プライムスタイル(東京・港)が4月に開いたサイト「ラーンエバー」だ。講師も受講希望者もフェイスブック(FB)のアカウントでログインするなど、SNSをフル活用。受講希望者は講師に加え参加者のFBアカウントも見ることができ「講座の持つ雰囲気が分かる」(奥田聡社長)。

新しい人脈作りにも一役

8月中旬、都内のコワーキングスペースで開かれたのは、画像共有SNS「ピンタレスト」講座。48万人と国内有数のフォロワーを抱えるITベンチャー社長の白形洋一さん(35)が「ピンタレストとは」という基本知識から、フォロワーの増やし方、マーケティング活用の可能性について話した。

ピンタレストの基礎知識やマーケティング活用の可能性について講義(東京都港区で開かれた講座)

この日の受講生は7人で、受講料は1人2千円。広告会社に勤める男性(32)はFB上で講座を知り、「仕事で今後使うかも」と受講した。「少人数なので、率直な意見が聞け、よく理解できた」と満足げだ。講師にとっても「特定の話題を元に人と知り合うことで、次の何かにつながる」(白形さん)メリットは大きいという。

多くの参加者がクラス終了後も軽食をつまみながらSNS関連の会話に興じ、講座は人間関係の醸成にも一役買っているようだ。

リアルの場の学びを重視するサイタやラーンエバーに対し、すべてをネット上で完結させるのが、カヤック(神奈川県鎌倉市)の新サービス「Paberish(ペイバリッシュ)」だ。

MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
次のページ
専門知識をアプリとして販売
MONO TRENDY連載記事一覧