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オタクの街・中野が大変身 早稲田・キリン進出、サンプラザ解体へ 編集委員 小林明

2012/6/29

■人口密集、公園・企業少ない――都内屈指

新宿、渋谷、池袋などの繁華街や大手町、丸の内などの都心にも近い。地元に大きな商店街や飲食店街があり、物価が安くて買い物や飲食をするのにも便利。

そんな中野を愛するファンは多い。

だが統計で見ると、中野は極めていびつな街だという実態も読み取れる。

●1ヘクタール(100メートル四方)あたりの人口は199人で、東京23区で最も高い。東京23区平均の約1.5倍の水準だ(図11)。

●1人あたりの公園面積は1.27平方メートルで、東京23区では豊島区に次いで2番目に小さい(図12)。

●企業数は約4400社で東京23区では最も少ない(図13)。


都区内で最も人口が密集しているが、公園は少なく、企業も少ない――。

これらは、繁華街や都心への移動に便利で住みやすく、古くから庶民の住宅地として発展してきたという歴史があるためだとみられる。

区内のほとんどが駅から800メートル圏内と交通の便がよいことも関係しているのだろう。1世帯あたりの自動車保有台数も0.288台で全国でも最低水準とされる。

企業を誘致して働く場を増やし、くつろげる公園を増やしたい――。

再開発プロジェクトには、こんな切実な「中野の弱点」を補う側面もあるようだ。

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