旅行・レジャー

京都ここだけの話

王将・赤本・白ローソン……これを知れば「京都経済通」

2012/4/26

ガイドブックや「京都本」は文化や歴史に関する話題にあふれていますが、経済に関する話題が見当たりません。真の「京都通」への入り口として、企業や産業のこともアタマに入れておきましょう。


【登場人物】
東太郎(あずま・たろう、30) 中堅記者。千葉県出身。人生初の「関東脱出」で京都支社に転勤し半年。学生時代に商学系の授業をことごとくサボったことを今も後悔している。
竹屋町京子(たけやまち・きょうこ、25) 支社の最若手記者。地元出身、女性ならではの視線から、転勤族の「知識の穴」を埋める。初めて取材先から「○○ですよね、竹屋町さん」と名前で呼ばれて喜んだ日が懐かしい。
岩石巌(がんせき・いわお、50) 支社編集部門の部長。立場上、地元関係者との交遊も広く、支社で一番の「京都通」を自任する。長寿企業の秘訣を分析してみたが、抽出された“要因”だけではないはず、と深く考え込む。(登場人物はフィクションです)

■「あの会社」も、実は京都の企業

餃子の王将の1号店は京都市の四条大宮で今も営業中

東太郎 転勤で京都に来るまで、「餃子の王将」が京都発祥とは知りませんでした。

竹屋町京子 それは問題じゃないですか、先輩。

岩石部長 記者としては問題だが、外部の人の「対京理解」はそんなものだろう。ま、太郎だってゲーム世代だから、任天堂ぐらいはさすがに知ってただろうけど。

太郎 それも実は……。子どもはそもそも、企業とか本社所在地とか意識してませんから。

部長 開き直ったな。

太郎 でも、京都は中堅・中小企業にもシェアトップの企業や「知る人ぞ知る」のユニーク企業が多いので驚きます。

京子 たしかに私も「はかりのイシダ」は昔から知ってましたが、コンピュータースケールの世界的な企業だと理解したのは、実は最近のことです。

太郎 老舗が現代風に進化した、っていう例も目立ちますね。

部長 福田金属箔工業が有名だな。仏具や漆器に使う金や銀の箔(はく)や粉をつくっていたのが、今では電機や自動車に欠かせない金属メーカーだ。

太郎 意外だったのは、京都がちょっとした「金融王国」だったこと。関西で一番大きな地銀といえば京都銀行だし、信用金庫に目を向けると、京都中央信用金庫はなんと日本一です。

京子 表にまとめた企業で、知名度クイズをやってほしいですね。

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