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ティファニーの赤い路地、昭和レトロ裏通り… 夜の銀座を探検

2012/3/20

■7~8丁目、コーヒーショップ貫く小道

高級クラブなどの看板にまじり、銭湯「金春湯」の看板がレトロな光を放っている

中央通りに戻り、通りを渡って新橋方面に向かう。高級クラブのネオン看板が並ぶ「金春(こんぱる)通り」に入っていく。これから出勤するらしい女性たちとすれ違う。そんな夜の街に「金春湯」という看板があった。今はビルの中にある老舗の銭湯だ。幕末から明治にかけて、このかいわいは「金春芸者」(のちの新橋芸者)でにぎわっていた。金春湯は幕末に創業し、仕事前の芸者たちが利用していた。ちなみに銀座には中央区が運営する「銀座湯」もある。こちらは銀座1丁目のホテル西洋銀座の裏手。公園の奥のビルにある。

ビルの壁にへばりつくようにして「豊岩稲荷神社」がある

最後に、東海林さんと別れて、ほかの路地を探検してみた。ビルとビルの間の、見落としそうな小道の先に何かあるかもしれない。歩いていくと、いきなり「豊岩稲荷神社」という標識のある小道に出くわした。神社があるとはとても思えない幅1メートルほどの小道だ。入っていくと、女性がビルの壁に向かって手を合わせている。いや、壁ではなく、壁にはりついているような稲荷神社だ。江戸時代から続く縁結びの神様で、水商売の神様としてクラブの女性なども参拝に来るのだという。そのまま突き進んでいくと、目の前に「通り抜けできます」と書かれた自動ドア。開けるとそこはいきなりコーヒーショップ「ル・カフェドトール銀座中央通り店」の中だった。小道がコーヒーショップを貫通している。その先の自動ドアを通って小道を突き進むと、「サルバトーレフェラガモ銀座本店」の裏に出た。銀座の奥深さが感じられた。

(生活情報部 平田浩司)

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