旅行・レジャー

京都ここだけの話

男もすなる生け花、お茶……「おけいこ観光」のススメ

2012/1/19

茶道や華道といった伝統文化の「本家」が集まる京都。とっつきにくいイメージがありますが、本場ならではの初心者向け体験メニューも充実しています。観光しながら楽しめるおけいこを紹介します。

【登場人物】
東太郎(あずま・たろう、30) 中堅記者。千葉県出身。人生初の「関東脱出」で京都支社に転勤し半年。取材時もオフの日も突撃精神で挑むが、時に空回りも。小学3年の1年だけでやめてしまったピアノ。もう少し続けておけばよかったと悔やんでいる。
竹屋町京子(たけやまち・きょうこ、25) 支社の最若手記者。地元出身、女性ならではの視線から、転勤族の「知識の穴」を埋める。クラリネット歴10年だが「楽器がいらない新境地を」と最近、ジャズ・ボーカルの体験教室に。
岩石巌(がんせき・いわお、50) 支社編集部門の部長。立場上、地元関係者との交遊も広く、支社で一番の「京都通」を自任する。書道経験者だが、硬筆では独特のくせ字を自覚。社内伝票を処理する担当者には「すまないねえ」が口癖。(登場人物はフィクションです)

■初心者向けに体験コース充実

初釜式で来客をもてなす裏千家の千宗室家元(7日、京都市上京区)

東太郎 松の内が明けて、やっとお正月気分が抜けてきましたね。京都は正月にちなんだ行事が多くてにぎやかでした。

岩石部長 茶道の裏千家では新年を祝う「初釜(はつがま)式」を20日まで開いているぞ。2週間かけて京都と東京で6000人の来客をもてなす一大行事で、東京での初日には首相経験者や各国大使らを招待するんだ。

竹屋町京子 5日には華道家元池坊の「初生け式」がありました。正月に花を生ける風習は室町時代からあったそうで、全国から門弟が集まるんです。着物姿が華やかで、なかなかステキでした。

太郎 いかにも京都という感じですね。せっかく赴任したので興味はあるんですが、私には縁がなさそうな世界です。

部長 意外にそうでもないぞ。初心者に門戸を開いて、1時間くらいで体験できるようにしたメニューも多い。

京子 料理教室などに通う「おけいこ男子」も増えているみたいですし。東さんにも一皮むけてもらいましょう。

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