「末の松山浪こさじ」百人一首に残る1100年前の大津波の秘密
「契りきな かたみに袖を 絞りつつ 末の松山 浪こさじとは」(約束しましたよね。涙を流しながら。末の松山が浪を決してかぶることがないように2人の愛も変わらないと。それなのに)
子供の頃から慣れ親しんできた「百人一首」。だが、その成り立ちから1句1句に至るまでナゾも少なくない。変わらぬ恋心を暗示する「末の松山浪こさじ」もその1つ。みやびな歌枕の中に平安初期、東北で起きた巨大地震、貞観地震(869年...
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