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旅行・レジャー
京都ここだけの話

2011/11/10

京都ここだけの話

日本酒好きには地酒ツアー

京子 寒くなってきて、いよいよ鍋と熱かんの季節ですよ。

太郎 熱かんの季節って、竹屋町さんはそんなキャラクターでしたっけ?

部長 いいことじゃないか。最近、酒を飲む若者がずいぶんと減ってさみしいんだよ。

太郎 部長、田舎のおじいちゃんみたいなこと言いますね。話を伏見に戻すと、伏見って兵庫の灘(なだ)と並ぶ酒所なんです。柔らかい軟水が特長で、灘の「男酒」に対して伏見は「女酒」と呼ばれているんです。おなじみの月桂冠や黄桜は京都・伏見の会社ですよ。

京子 伏見酒造組合のパンフレットに掲載されているだけでも、わずか1キロメートル四方に17軒の酒蔵メーカーがひしめいていますね。

部長 店によっては、その場で利き酒が楽しめるように少量から売ってくれるところもある。伏見の中心にある大手筋商店街には、ほとんどの地元銘柄を用意している居酒屋もあるぞ。



月桂冠大倉記念館では利き酒が楽しみの1つ

太郎 月桂冠の本社近くにある月桂冠大倉記念館は年間で10万人以上が訪れるそうです。お酒にまつわる博物館の見学や、昔の大吟醸の製法でつくった日本酒を飲むことができる利き酒が楽しめます。予約をすれば実際にお酒をつくっている蔵まで見学できます。

京子 博物館には伏見城があったころの地図があり、歴女には魅力的ですよ。徳川家康ら戦国武将がどこに住んでいたかも一目瞭然(りょうぜん)で、政治、経済の両面で重要な街だったことがよく分かります。

部長 伏見と京都は別、と言われるゆえんだな。

京子 これからの季節は新酒も楽しみのひとつで、早ければ11月中にも新酒が並ぶお店が出てきます。一般の日本酒は生産してから半年ほど寝かせて味を調えますが、新酒特有の荒々しさが好きな人もいます。ワインだとボージョレ・ヌーボーにあたりますね。

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