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汗は臭くない においの意外なメカニズム 編集委員 小林明

2011/7/22

さっそく確かめてみよう。

図2はそれぞれの汗腺(エクリン汗腺とアポクリン汗腺)の分布状態を示した人体マップ。

エクリン汗腺は、頭部や胸部など重要な器官が集中する部分に多い。これはきめ細かな体温調節などを行うため(足については「滑り止め」が目的ではないかと推測されている)。

一方、アポクリン汗腺はわきの下、外耳道、へそ、乳首、外陰部など毛が多くはえている部分に多い。とりわけ、わきの下に集中している。

一般に、アポクリン汗腺は思春期から活発化し、精神の緊張や性的刺激によって発汗することが知られている。「まるで毛が、ニオイのもととなる物質を各部分にとどめたり、周囲に効果的に発散させたりしているように見える」と矢吹さん。

その理由については、「ニオイで異性を引き付けるのが目的」「身の危険などを周囲に知らせるのが目的」など、様々な仮説が取りざたされている。だが、明確な答えはまだ見つかっていない。

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