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ニッポンの女性社長、不思議な勢力分布 編集委員 小林明

2011/7/8

ニッポンの女性社長はどこに多いのだろうか?

社長全体に占める女性社長の比率(女性社長率)を調べると、意外な勢力分布が浮かび上がってくる。

大都市部に多いのは言うまでもないが、これに加えて、「西高東低」の傾向が読み取れるのだそうだ。つまり、東日本では女性社長が少なく、西日本では女性社長が多いらしい。

さっそく統計で確認してみよう。

図1は社長全体(男女合計)に対する女性社長の割合を都道府県別に算出し、色分けした日本地図(調査対象は全国の社長約209万社。そのうち女性社長は21万2153社)である。東京、大阪などの大都市部はやはり高いが、さらに北陸、中部、東北など東側では低く、九州、四国、山陽など西側では高いという勢力分布がうかがえる。

表2の都道府県別ランキングによると、女性社長率が最も高いのは東京(12.76%)。次いで神奈川(11.59%)、福岡(11.3%)、大阪(11.07%)と大都市部が占めるが、それ以降は徳島(10.89%)、岡山(10.89%)、兵庫(10.73%)、熊本(10.69%)などの西日本勢が目立つ。一方、最も低いのは岐阜(6.45%)。次いで山形(6.67%)、新潟(6.93%)、福井(6.95%)、石川(6.96%)、長野(7.01%)などと下位では東日本勢が多い。

地区別に平均値(表3)を出すと一目瞭然(りょうぜん)だ。大都市部を除けば、九州(10.42%)、四国(9.86%)、中国(9.52%)で高く、北陸(7.07%)、中部(8.11%)、東北(8.57%)、北海道(9.14%)で低いという「西高東低」の構図がはっきりと読み取れる。

では、どうしてこんな勢力分布が生まれたのだろうか?

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