ここがおかしい 男の“超”クールビズ大手町ホンネガールズ

2011/7/6

大手町ホンネガールズ

今夏、環境省が提唱した「スーパークールビズ」によると、ランニング、ハーフパンツ以外、ほぼ解禁状態になりました。日本男児の服装がバラエティーに富み、おしゃれ度がアップしたかというと……。街中で撮ったスナップショットや、有名人の写真を見ながら、ファッションに敏感な女性4人に集まってもらい、覆面座談会を開きました。(司会は電子報道部 原真子、古屋絵美)

出席者とその日のファッション
A 欧州ブランド日本法人社長(勤務地:東京都港区) 白地に黒のエスニック柄が描かれたチュニックブラウスにショートパンツ。40代
B PR会社社員(渋谷区) 光沢のある白地に黒の花柄が描かれたワンピース。30代
C 国家公務員(千代田区) ブルーと白のシルク素材のワンピースにゴールドのオープントゥのパンプス。30代
D 食品会社社員(新宿区) 黒のカットソーにシルバーのジャケット、ボトムは淡い色のフレアスカート。20代

ポロシャツ“イン”は気持ち悪い

かりゆしウエアやポロシャツ姿で勤務する環境省の職員

――日本人男性は、半袖シャツが多いです。

A:半袖のボタンシャツは難易度が高いのよ。バランスが難しいの。体ができていないと似合わない。肩幅と胸板がないと厳しい。

C:腕の細さが分かっちゃいますしね。

A:長袖の方が体形をカバーできる。その点、ポロシャツは難易度が低い。形のきれいなポロとチノパンだったら、何も考えなくてもいいんじゃないかしら。

D:弊社は今夏からポロシャツ可です。ただし、すそはズボンの中に入れること、というお達しがありました。

半袖はバランスが難しい。体ができていないと似合わない!?

全員:ポロシャツをパンツにインするなんて気持ち悪い。

B:社員は会社の顔だから、コレを着るのは可とか、規定するのはいいけれど、着方や、シャツ、パンツの丈まで規定するのは反対。中学・高校の制服もそうですけど、だから、男性は学べないし、学ばないんですよ。同じものでも、着方で印象はすごく変わる。ジャストな着方って、人それぞれ違うのに。

A:その人にぴったり合う服や靴を選んでくれる「フィッター」という職業があるくらいですものね。

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