公開範囲の確認を

睡眠時間や食事など、健康にかかわる記録に特化したサイトもある。ビー・オー・スタジオ(東京・渋谷)が運営する「ねむログ」は、就寝と起床時にサイトのボタンをクリックすれば、日々の睡眠時間を集計できる。フー・ドット・ログ(東京・文京)が手がける「フードログ」は食事内容の記録サービス。食べたものの写真をメールなどで送れば、自動で画像データを分析。栄養バランスがとれているかどうかグラフで表示してくれる。

「ライフログを続ければ、髪を切る時期なども自然とベストのタイミングがわかるようになる。生活上の面倒な判断や悩みが少しずつ減っていく」。そう話すのは「ライフログ入門」(東洋経済新報社)の著者で、出会った人などの記録を10年以上取り続けている美崎薫さん。美崎さんは記録を紙の手帳に書き記すことから始めたが、ネットサービスを使い始めて、より記録が活用しやすくなったという。「生活を見直すなら、まず記録を続けることが重要。操作が簡単で自分にあうサービスを選んで」と助言する。

また、生活の記録は重要な個人情報でもある。各サービスの公開範囲や情報が流用されないことを十分に確認することも重要だ。「使うサービスを変えたり、複数のサービスを併用したりするのも有効だろう」(美崎さん)。

望む自分に近づくため、まずは簡単な事柄から。ライフログ、始めてみてはいかがだろう。

(商品部 岩本貴子)