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3つ星スイーツ

春、日本人にとって特別なお菓子「桜餅」

2011/3/31

控えめな甘さながら余韻の続く味わいが魅力の「桜餅」

 桜のつぼみが膨らみ始めると、和菓子店に「桜餅」が登場する。桜を愛する日本人にとって、春の茶席には欠かせない特別なお菓子。ほんのり塩気のある桜の葉でくるんだ優しい薄桃色のお餅は、渋めのお茶と一緒にいただきたい。ふくいくとした香り、控えめな甘さながら余韻の続く味わいは春のごちそうといえる。「今週の3つ星スイーツ」では春に季節限定で販売することが多い桜餅を特集する。

 桜餅は大きく分けて、関東風の「長命寺」と関西風の「道明寺」の2種類に分かれる。中にあんが入っているのは同じだが、あんを包み込む餅の部分が違い、関東風の「長命寺」は練った小麦粉を薄皮に焼いたものを使用、関西風の「道明寺」は蒸した餅米を乾燥させて粗く砕き、蒸したものを使う。地域などにより形状が分かれるが、今回の試食会では両方のタイプを試食した。

 しっとり口当たりのよい薄皮の「長命寺」、餅米のほっこりもちもちとした弾力が楽しめる「道明寺」とそれぞれ魅力は違うものの、今回評価のポイントとなったのはもちもち感と、桜の葉との相性。一口かじったときの舌触り、餅の甘さと葉の塩味の調和、そしてピンクが見え隠れする外見も含め、餅と葉っぱに一体感のある逸品に星が集まった。

★★★(3つ星)=文句なしのおいしさ。スイーツファンならぜひ食べるべき
★★☆(2つ星)=抜きんでている。電車賃を使ってでも買いに行きたい
★☆☆(1つ星)=水準を大きく上回る。遠回りしてでも買いに行きたい

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