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大阪・梅田地下街はなぜ迷路なのか

2011/3/10

日本最大級の規模を誇る大阪・梅田の地下街は、わかりにくさも日本一とされる。通路が複雑に入り組んで、まるで巨大な迷路のよう。「迷わず歩けるようになったら一人前の大阪人」と言われるゆえんだ。なぜ、ここまで複雑になったのだろうか。

迷路のように複雑な大阪・梅田の地下街を行き交う人たち

梅田の地下街はホワイティうめだ、ディアモール大阪、ドージマ地下センターから成り、阪急三番街や大阪駅前ビルの地下街なども加えると、総面積は15万平方メートルを超えるといわれる。ここにJRや阪急、阪神、市営地下鉄が乗り入れ、1日200万人以上の乗降客が往来する。

いかに迷路かを示すデータがある。少々古いが、ホワイティが1998年に地下街で右往左往している71人の行動を観察調査したところ、案内図を見たり人に尋ねたりしてそれほど迷わずに目的地に行けた人は23人だけだった。何度か迷いながらも何とかたどり着いた人が41人、途中で断念した人も7人いた。

調査を担当したグランドプラン研究所(大阪市)の末続和正代表は「多くが曲がり角や二股道でどっちに行っていいか迷った。地上なら道の形状や建物などで見当が付くが、地下だと柱などで見通せず自分がどこにいるかわからなくなる」と分析する。調査後、ホワイティは宝くじ売り場に案内所を設置、1日あたり400人以上が訪れる“人気スポット”になった。

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