年賀状の節約術、実践しているものは?

新年まであと半月あまり。年賀状の準備は進んでいるだろうか。日経生活モニターに登録する読者を対象に年賀状の購入・作成に関するアンケート調査を実施したところ、何らかの節約に取り組んでいる人は39%だった。

最も多かった節約術は年賀はがきの購入費用を抑えること。「企業などの広告が印刷されている代わりに、1枚につき5円安い45円で売られている広告付き年賀はがきを利用する」(鹿児島県の男性会社員、47)、「金券ショップでは通常の年賀はがきが1枚46円で販売されていた。出す枚数が多いので大変ありがたい」(大阪府の主婦、65)といった声が寄せられた。金券ショップに年賀はがきが大量に出回るのは、販売ノルマを達成するために自腹で年賀はがきを購入した郵便局員らが早々に持ち込んでいるからとされる。大阪府の主婦(35)は「例年、在庫を抱えて困っている郵便局勤務の友人から購入している。1割引きで分けてくれるのでこちらも助かっている」と話す。

「年賀状は自分からは出さない。もらった相手にだけ返信する」(神奈川県の男性会社員、45)とまではいかなくても、高齢層を中心に「出す枚数を絞り込んでいる」との回答も多く寄せられた。東京都の男性会社員(72)は「こちらから出した年賀状に返事のなかった人や、何となく惰性で出していると思う人をリストから外している。以前に500枚出していたものが、昨年は400枚に。今年は300枚まで削るのが目標」と言う。大阪府の自営業男性(67)も「毎年、送付先が1割ずつ減るように名簿を見直している」と答えた。

印刷代もばかにならない。「自宅で約200枚印刷しており、プリンターのトナー代を節約するために、色の濃い図案、多色の図案を避けるようにしている」(広島県のリタイア男性、64)、「年賀状を印刷するプリンターのトナーを純正品から3割ほど安いリサイクル品に変えた」(千葉県の男性会社員、57)など、自宅で印刷している人の多くがトナー代を節約する努力をしていた。

印刷を外注している人からは「はがきのデザインは自分で行い、印刷のみを業者に頼んでいる。高額のトナー代を考えると、こちらの方が安上がりでは」(愛知県の男性会社員、29)、「早期注文割引やリピーター割引を活用している」(埼玉県の女性会社員、34)との声もあった。

あて名の書き間違えや印刷ミスで、書き損じはがきが出るのは避けられない。郵便局に持ち込めば、1枚当たり5円の手数料で切手やはがきに交換できるが、「手数料が惜しいので、書き損じや、未使用の年賀はがきは、くじに外れていることを確認したうえで、懸賞応募に使っている」(福岡県のパート・アルバイト女性、55)という回答も複数寄せられた。中には「はがきは100円ショップで50枚で105円のものを買ってきて、パソコンで印刷。53円のくじ付き切手を買ってきて張る。このやり方なら書き損じはがきを出さずに済む。それに切手を張った年賀状は最近少ないので、逆に目立つのではという狙いもある」(三重県の男性会社員、50)という人もいた。

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