2010/10/27

暮らしの知恵

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学習意欲・生活習慣にも影響

子供が歩かなくなると、学習意欲や生活習慣の悪化につながることが、最近の研究から明らかになってきた。東海大学体育学部の小沢教授によれば、あまり歩かない子供は「体調が悪い」「寝つけない」「便秘になる」「やる気が出ない」「学校に行きたくない」などの問題を抱える割合が多くなるという。

子供が歩かなくなったことと同時に、取りざたされているのが「浮き指」という足裏の形の問題だ。浮き指とは足の指が地面に接していない状態で、重心がかかとに偏っていることにより起こる。兵庫教育大学の原田碩三名誉教授の研究によれば1980年から2004年までで、浮き指がある5歳児の割合は約6%から90%以上にまで増えた。

大阪教育大学の三村寛一教授は「重心が後方にある子供は転びやすく、全身のバランスを取るため猫背になりやすい。また全身の敏しょう性が失われるため運動量が減り、肥満の原因となる。幼児期から小学低学年までは体を十分に動かすことが重要だ」と話す。

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