おでん・菓子も境界は関ケ原 日本人の味覚マップ
編集委員 小林明
前回、和風カップめんのつゆの味を通じて日本人の味覚の東西境界線が関ケ原と飛騨山脈・親不知(おやしらず)にあることを検証した。詳しくいうと、三重・岐阜・長野・新潟よりも東側が「東日本」、それよりも西側が「西日本」に分かれるという構造だ。
実は、同じことがほかの食べ物にもいえるらしい。
たとえば「おでんのつゆ」がそうだ。
1979年からおでんを販売しているセブン-イレブン・ジャパンに聞いてみると、や...
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