本探し、ネットで「立ち読み」

調べたい言葉から詳しい解説書を探したい――。リポート作成や自分の興味を掘り下げるため、書店や図書館に足を運び、本選びに時間をかける人も多いだろう。だが、インターネットを使えば、調べたい言葉を含む書籍を検索し、一部を閲覧できる便利なサービスが利用できる。書店などで本棚を探索する楽しみとは別に、本探しの力強い味方として活用したい。

都内在住のAさん(35)は時代劇の鑑賞が趣味。魅力的な登場人物をより知りたいと、歴史書を探すことも多い。だが歴史上の「脇役」だと、その人に触れた本を探すにも一苦労だ。

例えば、坂本竜馬が後継者として目を掛けたとされる「池内蔵太(いけくらた)」。竜馬が立ち上げた「亀山社中」にも参加するが、若く亡くなったこともあり、本人を直接扱った書籍は少ない。

こんなときに役立つのが、書籍の内容を検索、閲覧できるサービスだ。書名や著者名、版元など書誌情報だけでなく書籍の全文からその言葉を含む本を検索できる。限定的だが内容の「立ち読み」もでき、自分の興味に合った本かどうかがネットだけで調べられる。

数万冊、無料で提供

主なサービスは2種類ある。アマゾンジャパン(東京・渋谷)が自社の書籍販売サイトで提供する「なか見!検索」と、米グーグルが検索サイト上で提供する「ブック検索」だ。現在、内容を検索できる和書はアマゾンで13万冊、グーグルで「数万冊規模」(日本法人)。流通する和書に比べれば一部だが、どちらも無料だ。

実際に池内蔵太に触れた書籍を探してみよう。

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