歩いてみよう政治の中心地「永田町名所マップ」

「永田町」――。日々、政治の動きとともに伝えられるこの場所は都心にありながら、普段はなかなか足を踏み入れる機会がないのではないか。一見、堅苦しそうだが、実際に触れれば身近に感じられるはず。今回は初めて訪れる人向けに本紙の若手記者が「町歩き」のガイドをしてみたい。(永田町インサイド)
地図上の建物をクリックすると、詳しい情報に移動します A国会議事堂 B議員会館 C国立国会図書館 C国立国会図書館 D憲政記念館 D憲政記念館 E国会前庭 F首相官邸

国会議事堂 議員気分満喫 お土産も充実

御影石で装われた国会議事堂は誰でも見学できる。衆参両院の裏手の受付に申請するだけで、観覧は無料だ。毎日ほぼ1時間おき(平日は午前8時~午後4時、土日祝日は衆院が午前9時30分~午後3時、参院は原則休み)にツアーが組まれている。所要は約50分。

衛視の案内で本会議場の傍聴席→天皇陛下の御休所→吹き抜けの中央広間→正門をまわるのが一般的なコース。大理石の壁に触れ、ふかふかの赤じゅうたんを歩けば、政治家になった気分になるかもしれない。各党の控室は2~3階で、テレビや新聞でおなじみの政治家とすれ違う可能性だってある。

お土産は国会北側の売店で買える。歴代首相の似顔絵が描かれたコップやタオルなどの定番商品のほか、最近では衆参ねじれ国会をもじった「再び ねじれ餅(もち)」(630円)、菅直人首相をモチーフにした「イラ菅のクリーンな水よ~菅」(630円)が売れ筋だ。国会議員の事務所で「特別通行記章」を借りられれば政治家が食事する議員食堂にも入れる。


議員会館 改修で広々

今年7月にリニューアルしたのが新議員会館だ。総事業費1700億円をかけて建て替えられた。12階建ての建物3棟が並んだ姿は存在感が抜群。入館には訪問先の議員事務所の承諾が必要だ。

各棟とも、天井の高い広々としたエントランスが訪問客を迎える。政治家の秘書や官僚たちが忙しそうに行き交っている。受付は入って右側。手荷物検査を受けて、エレベーターでオフィスフロアに上がる。上層階まで行けば、丸の内の高層ビル街や建設中の東京スカイツリー(墨田区)まで見渡せる。地下にはコーヒー店チェーン「タリーズ」や大手コンビニエンスストア「セブンイレブン」などが並ぶ。

議員会館前の道路はデモや座り込みの中心地。政府を相手取った訴訟から外交問題までテーマは多岐にわたり、日本の抱える問題を垣間見ることができる。


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